
8月28日は気温も低めの予報だったので、近隣の竜王公園(標高120m)にアマチュア無線の移動運用に出掛けました。この日の目的としては、日曜日でもあったので、いつもよりも運用局が多いと言う想定で、主に29MHz〜430MHzまでのSSBとFMモード(50MHzはAMモードも)の音声交信と、50MHz〜430MHzにおけれFT8の運用を兼ねたものでした。
この日は最初から第一電波工業製のCR8900をセットする事から始めました。29MHzと50MHzはアンテナチューナーが必要になるので、手間としては、いつもの手順と変わりが無く、同じ様に時間が掛かったのでした。手順が若干違うのは、音声による交信の後には、FT8を運用する予定だったので、ノートパソコンも接続しましたね。
今シーズン、結構、稼がせてもらった29FMは、それまで多用していた、同じく第一電波工業製のRHM12が雨の日使えないと言う事で、一番の稼ぎ時に、今日も雨だからな〜!と躊躇していたら、シーズンもフェードアウトしていたと言う感覚でしょうか?少し考えたら、スライドして調整する必要の無いCR8900を使っていたら問題無かったと言うオチでしたね。笑
1987年から3期15年に渡り開局していた時の29FMのイメージは、ゴールデンウィーク前に急にオープンして、8月なると散発的なオープンになり、いつの間にかフェードアウトしていた的な感じです。って事で、8月28日はもう駄目だろうな〜っと思いつつも、29FMから第一声を発した私でしたが、敢えなく玉砕した事は言うまでもありません。^^;
続いて、50MHzに移り、CQ ham radio誌の2022年6月号の付録にあった「入門からディープな楽しみ方まで50/144/430MHzの魅力再発見‼︎」を参考にしながら、ノイズしか聞こえて来ない50MHzのSSBモードで、それでもコールバックがあるかと思いながら、暫し連呼するも、結局は、塩対応のローカル局なのか、本当に誰も聞いて無かったのか、相変わらずノイズしか聞こえて来ませんでした。
その後、前出のCQ誌の付録に書いてあったAMモードの運用周波数である50.600MHzに合わせて、恐る恐るCQを出したものの、ここでも空振りしてします。次に144MHzに移り、SSB→FMも駄目で、430MHzでも同様の結果に終わってしまいました。FT8も逆に430MHzから50MHzに順次移ったものの、やっぱり駄目でした。
この時ほど、これまで北広島町の掛頭山からスタートさせた主たる移動運用で、29FMや21MHzに偏っていた自分に後悔した時はありませんでした。折角、時間を掛けて移動して、遠方の山とかに登って、運用した経験が無かったからと言い訳したところで、シーズン真っ只中の50MHzから430MHzを封印していたとか、阿保過ぎるでしょ!って話でしたね。これこそ、後の後悔先に立たずを地で言ったの巻でした。笑
430MHz〜50MHzのFT8でも駄目だった私は、仕切り直しではありませんが、その後、アンテナをRHM12に付け替えて21MHzと28MHzでもFT8を始めたものの、直ぐに訪れた気まぐれな気分で21MHzのSSBモードにシフトしました。ノートパソコンのハムログを立ち上げて、交信が聞こえて来る局のコールサインを確認して、試しにその北海道の既知の局を呼んだのでした。
しかし、幾ら呼んでも気付いてさえ貰えない状況でした。他の局の会話からは、ハイバンドのコンディションが非常に悪いと言うワードが飛び交っていました。そんな中、北海道の室蘭市の局の交信が浮かび上がって来ました。その局は室蘭市開港150年の記念局でしたが、苦しい中、何とか取ってもらえて、辛うじて交信が成立したのでした。カードは一方的に頂けると言う事でしたね。
続いて聞いていると、2022年6月10日に投稿した尾道市の高見山展望台でのアマチュア無線移動運用記で登場した、秋田県の2文字コールのOMさんのコールサインが聞こえて来たのでした。以前、2022年6月の移動運用の後、某SNSにもその移動運用の事を書いたところ、他の参加者さんから、その秋田県の局のコールサインは何ですか?と問われたので、個人情報ですのでと断りを入れて当事者間でしか閲覧出来ないミニメールにお誘いして、教えて差し上げました。
すると、その方もかつては2文字コールでアマチュア無線を運用されていた方で、私が教えたコールサインに対して懐かしいです。と仰ってました。話を戻して、そのOMさんのコールサインを聞いた時点で、某SNSの参加者さんに教えてあげたくなって、スマホでログインして、その方に「今、21MHzで秋田県の局が出ているのですが、貴方の当時のコールサインを教えて頂けますか?」と、ミニメールを送りました。
しかし、コンディションが悪く、声が大きくなったり小さくなったりとフェードアウトしそうな雰囲気を感じたので、ミニメールの返事を待つ時間は無いと判断して、その秋田県の局にコールしたのでした。秋田県のOM局は「以前は尾道市でしたが、今回は何処ですか?」と聞いて来られたので、今回は広島市西区だと答えたついでに、某SNSでの話をしたのですが、その時は電波の谷間に入っていた様で、あまり聞き取れなかった様でした。それでも何となく理解はして頂けた様でしたね。
その秋田県のOM局とはQSLカードの交換を約束して交信は終わりましたが、その後、スマホで某SNSをチェックすると、ミニメールが届いていました。その中には、昔、使用していたコールサインが書かれていたので、CQを出していた秋田県のOMさんに、再度、ショートブレークでお声掛けして、某SNSの2文字コールさんのコールサインを伝えて「宜しくとお伝え下さいと仰ってました」と伝言したのでした。
秋田県のOM局との交信は、暫し記憶を辿る雰囲気を醸し出しながらも終了したのでした。その後、某SNSでもミニメールで「勝手とは思いましたが、宜しくとお伝えました」と送ると、「有難うございました」と返答がありました。結局、8月28日に交信したのは、室蘭市の記念局と秋田県のOM局の2局で終了した次第です。その後、片付けをして昼前に帰宅したのでした。
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2022/08/30 17:24:11