
TUBE-00Jは初段を真空管、次にオペアンプで増幅という構成。基板上にソケットがあり「好みのオペアンプに交換してよ」というスタンス。
標準で乗っているのが100円程度のオペアンプ、ネットで調べるとMUSES 01Dってのがイイらしい、お値段3500円。
入手するにあたって、オペアンプの偽物が出回っているらしい。偽物を掴まされて「ふ~んこんなものか」ってなるのが怖い。良い製品の音を知らないまま終わるのは避けたいので秋月電子通商で購入することに。
MUSES01Dが届いた、製造元の取説も付属していて間違いなく本物だろう。
早速インストールして試聴、うわぁ~なにこの透明感、しかも重低音域から上までしっかり出てる、真空管の交換とは別次元の変貌ぶり。変えて良かったという感想しかない音。
オペアンプ交換で気を良くしたワタクシ、更なるTUBE-00Jの高音質化を狙う。
残されたのは電源廻り、まずはFX-AUDIOのノイズフィルタとコンデンサキャパシタ、家庭で使う製品なので車載にしてもノイズがひどく使い物にならない。これはノイズフィルタのGNDをボディーアースに落として解決。高音が更に通るようになった。
次はTUBE-00J本体、高品質なコンデンサに乗せ換えるという方法もあるが、非常に面倒。TUBE-00Jアンリミテッドに乗り換えた方が無難と判断、おまけにバーブラウンのオペアンプOP627も付いてくる。
本体交換は正直どこが変わったのかは判らなかった。オペアンプ、電源廻りから少しずつグレードアップしてるのでノーマルTUBE-00JからTUBE-00Jアンリミテッドへ交換するほど差はでない。
さて、アンリミテッド付属のバーブラウンオペアンプの音はというと、下からくるドッシリ低音が素敵、これもまた良い音なんだなぁ~
迷う迷う・・・やっぱりMUSES01Dでいきましょう。
空間表現力では他の追随を許さないMUSES01D(らしい)これの良さを引き出すマルチアンプを極めるのが目的。
元々は定位を調整する為のタイムアライメントなのですが、精度を高めていくと微妙な差で音も変わる超難関パラメーター。
耳からの実測値でもそれなりの音にはなるのですが、煮詰めていくとその先に別次元の音があります。この段階になると音波の位相調整となってきます。
車内で乱反射する音をコントロール、変態以外は手を出さない次元ですwww
是非デミオの最適値を探し「C-C-B」を最高の音で鳴らしてみたいおっさんなのでした。
Posted at 2022/05/30 20:48:32 | |
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