98spec/CL1/CL7にはEP3/DC5のハブが付きます

CL1にレジェンドキャリパーを取り付ける際に最大の障害となるのがハブである。
CL7よりハブ径もセンターボアも大きく、Z33のローターを流用する場合、ローターのセンターボアを拡大する必要が生じる。（ローターについての詳細は以前の拙ブログ参照のこと）

毎回ローターに穴あけするのは面倒だ。そこで、他車種のハブを流用できないか。以下論じる。
①CL1のハブの部品番号は44600-S47-000 ﾊﾌﾞASSY., front であり、これは海外のサイトによれば以下の車種と共通である。
Accord 4-Door Sedan 1998-2001 2.2i Type R
Accord 4-Door Sedan 2001-2003 2.2i Type R
CR-V 1996-2002 2.0i
Integra 3-Door 1998-2001 1.8i Type R (JDM 98-spec)
Integra 4-Door 1998-2001 1.8i Type R (JDM 98-spec)
Prelude 1997-2001 2.2i VTI
Prelude 1997-2001 2.2i VTI-S
（言うまでもなく欧州アコードタイプRとCL1は同じ）

②つまり、DC298スペックに流用可能なハブを探せばそれはCL1にも流用可能ということになる。
ここで以下海外のサイトから引用する。
　If your vehicle has been converted to JDM ITR 5-lug w/36mm splined outboard joint,
（98スペックにK20Aを移植したいなら）
the RSX Type-S or RSX Type-R axles are the ones for you.
(dc5のドライブシャフトが正解である）
98+ JDM ITR 5-lug front wheel hubs use a larger outer splined joint by default using a 36mm axle nut.
（98スペックのアウターは大きく、36mmのセンターナットで固定されている）
RSX Type-S & Type-R axles share the same larger outer spline joint & 36mm nut.
（DC5のドラシャは98スペックのアウターと同じであり、同様に36mmのナットで固定されている）
So, Type-S/R axles will basically plug ‘n play into these hubs.
（というわけで、dc5のドラシャは98スペックにポン付けである）
Swapping of the inner joints is NOT REQUIRED as the axle lengths are perfect for this application (especially with RSX Type-R axles)
（インナーまで移植する必要はない、移植しなくても長さはぴったりだからである）
引用以上

よって、DC5のハブはCL1にポン付けと考えられる。

同様に、EK９等センターナット３２mmの車種にはEP3かDC5のAT等非タイプＲ（部品番号はどちらも同一）がポン付けと考えられる。センターナットを替えればどちらもつく？ちょっとここらへん詳しくないので不明。


実車で確認していないのでなんともだが、分かり次第追記する。

※追記
着きました








※備考
DC5,98スペック＝36mmセンターナット
EP3、DC5非タイプR、EK9＝32mmセンターナット
なお、EP3ハブとDC５タイプRハブは共通（44600-S87-A00）
dc5非タイプR＝44600-S7A-000