
MatchUP-10DSPの配線が終わったところで、次はDSP-PCTOOLでの設定作業
こちらからダウンロードできます
まず。接続しただけではINとOUTがバラバラなので、これをソフトで接続し直していきます
概要は下図
Aにインプット一覧が表示されているので、上記配線図を参考にDの出力に合わせてBに配置していきます。その後、Cのプルダウンメニューからどのスピーカーへの出力か選択します。Cの選択でおおまかな調整可能範囲が決められているので、どれを選択するかによってカットオフ範囲や位相反転の可不可が決まります。例えばセンタースピーカの位相を反転させたい場合はサブウーハを選択すれば可能になります。
ところが、信号図どおり設定してもサブウーハーの音が出ない!
これかな、本国仕様と日本仕様の違いって。
でも焦らずに。配線変更せずとも、DSPには信号が来ています
黄色で囲った FrontCenterFullとRearFullFullにサブウーハーLRの出力が来ていました
そもそもセンタースピーカーはAnarogINに来ているので、ここに出てくること自体疑うところです。これはサブウーハーの入力がきてます
全部正確に繋いだら、正しい音配置で鳴ると思います
音質調整画面には各チャンネルをミュートできるので、個々の出力を単独で聞くことが可能です
調整の最初はタイムアライメント=音像の位置
からですが、私はタイムアライメントで音がボケるのが嫌いなので、芯となるフロント左右は0でいきます。後ろの音を前に持ってくる作業だけやります
次に音質・カットオフ周波数ですが、サラウンド嫌いな私は、前方定位2chでの原音再生にこだわっているので、フロント左右から始めます。
この時、イコライザを触り始めると、多チャンネルということもあり時間がいくらあっても足りません。カットオフのスロープだけを作って音量を適正に合わせます
フロント左右では低音がならないので、ここでサブウーハーをON。私の場合は追加したパワードサブウーハーもライン出力から出しているので、これもONします。
BMWは低域が出過ぎているので、イコライザーで極低音を弱く。もしくはカットオフでスロープを作り、三発のウーハーの定位を前面中央になるよう調整。
低音の定位は高音に含まれる倍音も重要なので留意する。
リアスピーカーは背後から中高音が聞こえると嫌なので、高域をカットし前方に定位させ、ウーハーの補完的に使います。
センターも同じく、LRの間で中高音が出ると左右の音像が混ざるので中低域中心の極小音で足りない部分を補完させ、中央定位を助ける役割にします。
ここまでは不快でない感じにできればOK
あとは車体のイコライザーで微修正するようにしておくほうが、後々何かと便利と考えます。
自己流ですが、己が楽しむだけの音なので、特別な機器や信号で調整せず、耳だけで好みの音に作っちゃうので十分です
純正では出なかった低音のコシがはっきりとして、ベースやドラムの倍音も中高域から気持ちよく出てます。くっきりはっきり、レコーディングスタジオの音になってきたと思います。
(若い頃プロのレコーディングに参加してたこともあり、その時マスタリングされた音の再現こそ最高の再生だと思ってます)
iPhoneのマイクなので、ちょっと伝わるかどうか、わかりやせんが・・
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BMW | クルマ
Posted at
2024/10/28 04:28:43