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2022年06月23日

Favorite Performer vol.07 【南野陽子】

Favorite Performer vol.07 【南野陽子】 本日、6月23日は南野陽子さんのお誕生日です。
誠におめでとうございます。

思えば中学生の頃から、この日は毎年のように「おめでとうございます」と心の中でお祝い申し上げ、いったい今日で何回目を迎えたのでしょうか。
数えたくありませんね。。。。

最近では「西郷どん」「半沢直樹」「ネメシス」と、立て続けに人気ドラマにレギュラー出演され、ホントに嬉しく思っております。

気持ち悪くてすみません。。。

夫婦揃ってハロープロジェクト好き(ハロヲタ)を公言しておりますが、実は私、もうかれこれ35年ほど、南野さんの大ファンなのです。。。
(ちなみに奥さんは南野さんにはあまり興味がないようで・・・)

そんなこんなで、これ以上無いタイミングで、南野さんの楽曲をご紹介させていただくのですが、その前に、世間の皆様に声を大にして言いたいことがあります。

南野陽子はお歌が下手ではありません!

現在では色々なTV番組で当時のことを語る事が多いので、ご存じの方も多いかもしれませんが、「はいからさんが通る」「吐息でネット」などで大ブレイクした頃の南野さんは、殆ど寝る時間もない超多忙スケジュールで、体調を崩して倒れても、入院している病院からドラマや歌番組の現場に向かうなど、働き方改革が叫ばれる現代では考えられないような状況だったそうです。

これは今のアイドル達にも言える事なのですが、あまりTVの仕事が多いと、歌のレッスンをする時間、生のお客さんの前で歌う機会が極端に減ってしまうんです。

そんな状況でまともな歌など歌える訳ありませんよね。。。
一番売れていた時期ですので、当然覚えている方も多いし、そんな映像も多く今に残ってしまっているのです。
それ故、「南野陽子はお歌がちょっと・・・」と言われてしまうんです。

しかも、南野陽子さん、当時は極端な緊張しぃだったため、ちゃんとした歌が歌えるか否かは「自分のことを好意的に見てくれる人間がどれだけ周りにいるか?」に左右されるという特殊な能力をお持ちでした。
ですから、南野さんの良い歌を聴けるのは、
コンサート > CD > TVの歌番組
というちょっと不思議な順番なんです。

練習すればするほど歌が上手くなる、一番大事な10代の時間を、そんな過酷な状況で過ごさねばならなかった南野さん。
さらに、少しブームが落ち着いてきた1989年頃、本格的に音楽活動がしたいと考えていた彼女は、所属事務所とのトラブル(諸説ありますが・・・)に見舞われます。
そのせいで、何と20代前半の女の子が、約2億円とも言われる借金を突然抱えてしまうことになるのです。。。
常人には計り知れないご苦労があったことと想像します。。。

そんな彼女は、苦労を一人で抱え込むため、個人事務所を立ち上げ、実入りの少ない音楽活動から、安定した収入が期待できる映画や舞台の仕事に徐々にシフトしていく事になったのです。

そんなこんなで、アイドルを辞めてからの南野さんも、変わらず応援せざるを得ませんでした。
近年、コンサートやTVで見せる幸せそうな笑顔は、本当に嬉しくなりますし、心の底から幸せになって頂きたいと願っております。

長々と語ってしまいましたが、お歌ですね。。。

彼女の元々持っている歌声は素晴らしいです。
大ブレイクする少し前、丁度スケバン刑事を演じていた真っ只中辺りのコンサート映像を見て頂ければ確認できますが、「吐息でネット」当時の声の出し方とは全然違います。
「吐息でネット」の頃の映像では、明らかに練習不足と体調不良により声帯がしまって力がはいってしまっている発声をしています。

彼女が持っている本来の歌声は、もっとストレートに、ストーンと前にでて行く気持ちの良いものです。
この当時の発声のままレッスンを重ねれば、素晴らしい歌声が身についた筈です。

また、アイドル時代の晩年は歌唱技術の向上も見られます。
残念なのは、声帯がしまった発声のママ、技術を身につけてしまったこと。
この頃、発声方法をゼロから見直せば、相当な歌唱力になったのではないかと今でも信じています。

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ひとつ前の赤い糸
作詞:小倉めぐみ/作曲:岸正之/編曲:萩田光雄
1987年発売のアルバム『GARLAND』収録

南野さんの楽曲は、彼氏が暗かったり、ちょっとぎこちなかったり、すれ違っていたり、アホだったり・・・
そういう彼氏に「大丈夫だよ!」と語りかける楽曲が多く、また、そういったシチュエーションの楽曲はどれも良曲です。
当時のファン層にビタッと当てはまるような楽曲制作だったのでしょうね。
私もその戦略にものの見事にハマった一人でしたので、真っ先に思い浮かぶ曲です。

そして、下にこっそり貼った映像での、このストーンと気持ちの良い声が、まさに、彼女本来の歌声です。

1987年に行われたサマーコンサートの映像ですが、体調もよさそう。機嫌も良さそう(w)。
どの曲も素晴らしいコンサートです。

こっそり

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涙はどこへいったの
作詞:康珍化/作曲:柴矢俊彦/編曲:萩田光雄
1989年発売の14thシングル

8曲連続オリコン1位が途絶えたシングルなのですが、大人になってから、1番好きなシングル曲となりました。

涙が出るほど悲しい歌詞なのに爽やかなメロディ。。。
ハロープロジェクトの楽曲にも多いですが、この手の曲はおじさんイチコロです。

コンサートではいつも、客席を指さしピンポイントで手を振る、というお決まりの楽曲です。
(なんのこっちゃ・・・映像を見て下さい。。。)

こっそり

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カーニバル後
作詞・作曲:南野陽子/編曲:明石昌夫
1991年発売のアルバム『夏のおバカさん』収録

あまり知られていませんが、実は南野さん、アイドル時代の最後に全曲自身で作曲を手がけたオリジナルアルバムをリリースしています。
全10曲中、9曲の作詞も担当。(唯一の他人作詞はシングルカットされた「夏のおバカさん」作詞:秋本康)
まあ、ほぼ全曲、ご自身でのソングライティングです。

このアルバムに対する本人含めたスタッフの意図が、「最後くらいは好きなようにやらせてあげよう」なのか、「これからはシンガーソングライターとしてやって行くぞ!」なのかは語られていませんが、私的には恐らく前者だったのではないだろうかと推測しています。
(もちろん、当時は後者の意図で素直に受け取ってしまっていましたが・・・)

今回紹介した「カーニバル後」を含め、これが本当に本人作詞作曲であるならば、中々に面白いセンスを感じるだけに残念です。

こっそり

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長編ブログとなっているため、私の思い入れは気持ち悪いほどお分かり頂けるかと思いますが、もちろん紹介しきれない好きな楽曲は死ぬほどあります。ていうか全ての曲、という事になってしまいます。。。

1991年、アイドル時代最後のアルバム、コンサートを視聴する度に、ここから先の南野陽子の音楽活動も見てみたかったなぁ・・・というのは未だに思います。
時代と境遇が少しズレていれば、森高千里やZARDの様になっていたかもしれないアイドルでした。

何はともあれ、お誕生日おめでとうございます。

2016年の30周年(追加公演の31周年)コンサートで、「もうコンサートは最後」と仰っていましたが、私は駆けつけることができませんでしたので、またいつか、必ず大きいステージに戻って来て下さることを夢見ています。
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Posted at 2022/06/23 17:51:55

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