Milltek Sport Resonated Cat-Back Exhaust System  

排気効率改善のため、ダウンパイプから後ろをMilltek製のマフラーに交換しました。「リア側のタイコが純正のようにコンパクトで収まりがいいこと」「実績があり排気効率の改善が見込めること」「車検対応であること」この3点をポイントにマフラーを選定しました。

調べてみるとMilltek Sport社はイギリスに本社があり、Revotechnik社やRacingline社がMilltek製を採用・技術提携しており、イギリスでのVWカップに参加する車両も90%がMilltek製を採用、またレーシングチームとして英国ツーリングカー選手権等ヨーロッパの多くのレースに参加しているなど、実績は十分そうです。

製品には高品質の航空機グレードである304Lステンレス鋼（JISだとSUS304L相当）が使用されているようで、この金属は耐熱性・耐食性・強度面に優れています。メイン径は約76mm（純正は65mm）で排気効率の改善が見込め、かつ車検対応のECマーク付きです。

交換後は特に中回転域から高回転域のエンジンの吹け上がりが良くなったように感じます。だからといって低回転域が犠牲になっているわけではなく、低回転からの加速や街乗りでのハーフアクセルの反応は純正と比べても決して劣らないと感じました。以下、動画撮影で確認したブースト圧です。

　　　　　　 交換前　　 交換後
1500rpm … 0.32bar → 0.25bar
2000rpm … 1.06bar → 1.05bar
2300rpm … 1.35bar → 1.40bar
2500rpm … 1.37bar → 1.40bar
3000rpm … 1.34bar → 1.41bar
3500rpm … 1.39bar → 1.42bar
4000rpm … 1.37bar → 1.38bar
4500rpm … 1.34bar → 1.32bar
5000rpm … 1.06bar → 1.06bar
5500rpm … 0.84bar → 0.88bar
6000rpm … 0.71bar → 0.72bar
6500rpm … 0.65bar → 0.65bar

見た目もテールエンド径が拡大（80φ→100φ）して迫力が増しており、かつチタン特有の金属肌が渋くてかっこいいです(*´Д｀)

音に関しては全域で少し大きくなった感じで、特に街乗りでの1000～1500回転は音量が増したように感じます。ただ、高速道路・フル加速・街乗り等いろいろ試しましたが、静粛性も十分兼ね備えていると思います。加速音については比較動画を作成しましたのでご参考まで。交換して約250km走行しましたが、よく聞くと確かに音は変わっているように思います。バブリングはおとなしくなった気がします。

動画リンク：https://youtu.be/sNfAIuAlLdk
HP：https://www.millteksport.com/resonated-cat-back-exhaust-system-ssxvw227mp.html