ヘッドライトのくすみを取るのに一般的だと市販のクリーナーとコート剤とがセットになってる商品を選ぶ事が多いと思います。それよりも透明度を上げようとするなら、ウレタンクリアー塗装か、スチーム塗装この二択になると思います。スチーム塗装の方はキットセットが結構なお値段がするので、まだお手軽な画像のウレタンクリアー塗装に初めて挑戦してみようと思います。いえね、今回他に色々と塗装をしていたお陰で、ウレタンクリアーが余ってたというのもありました、はい。今回も詳しく説明紹介していきたいので、このブログにて作業説明していこうと思います。現状の状態でマスキングをした段階です。まず、画像では全然ヘッドライトくすんで無いのでは?と思われますが、その通り!実は四か月前に市販のクリーナーとコート剤のセットになってる商品にて既に施工済みのベッドライトです。今回のウレタンクリアー塗装にて、この状態からどれ程の違いがあるのかを施工後の左右にて比較して行こうと思います。しかもヘッドライトユニットは外さずに今回は付けたままの塗装を試みるので、マスキングはしっかりと幅広く施していないと、ウレタンクリアーのミストはかなりの広範囲に拡散するので注意してマスキングを行います。まずは、耐水ペーパーの400番から800番としっかりと水研ぎを行います。使ってるのはホルツのスポンジ研磨シートです。終わりましたら、シリコンオフをたっぷりと振りかけて「仮の完成具合」を再現します。ここでやすり目がでなければOKです。やり方によっては、研磨を1200、1500とドンドン上げていくのもありますが、あまり表面をツルツルに研ぎすぎると塗装した時の縮み現象のトラブルが起きやすいともされているので、私は800番程度で止めて置きます。ここで自分はミッチャクロンを 捨て吹きしましたが、後から気ずいた事ですが透明度を求めるならこれは吹かない方がいいですね。あるお方は縮み止めにもなると言いますが、抜群の効果とかは無く縮む時は縮むうえガチの研ぎ出しをした上にたっぷりとシリコンオフもしているので塗装が剥がれるという事も無いはずです。しかし捨て吹きをしてしまったのでここから10分ほど置します。次にウレタンクリアーを 軽く捨て吹きします。いきなり本吹きをした時の縮み現象のトラブルを極力避けるために、ここでは吹き過ぎに注意してスプレー缶との距離をよく取って吹き付けします。ここから5分ほど置きます。次に セミウェット吹き します。ここから12分ほど置きます。次に ウェット吹き をします。ここから15分ほど置きます。もう一度 ウェット吹き をして吹き付けは完了です。欲を言えば、もう一発ウェットに塗装したい所ですが、次の塗り重ねは縮み現象になる確率が高くなってくるのでここで終了とします。透明度が得られればOK。そしてここで仕上がり具合を左右で見比べてみます。左側は4カ月前に市販のクリーナーとコート剤で施工した物。画像では分かりにくいですが、肉眼ではハッキリと透明度の違いが出ています。同じ手間をかけるなら、ウレタンクリアー吹きの方が綺麗になりますが、いかんせんこちらは縮みトラブルとの戦いになります。初めて塗装をして一発で出来たので、調子づいて左側の施工時に置き時間をもう少し短縮していきなりセミウェット吹きから開始したら見事に・・・縮みトラブルに見舞われて後日、研ぎ出しからやり直しましたw。。そして左側も同じく再び吹き付け完了後、通常であればこれで完成ですが、自分はさらに完成度を高めるために、5日間置いた後からポリッシャーにて研ぎ出し作業を入れます。画像はギアアクションにて、コンパウンドを3MのHGNウルトラフィーナを使い磨きに入ります。再びシリコンオフをした後、最終仕上げに日本コーティングさんから発売されているゼウスクリアーにてガラスコーティングを施工して完了です。拡大で観ると、バルブがハッキリくっきりと見えます。手持ちの現状ではこれが限界と思います。後は何処までこの透明度が長続きするのか?ですね。。まとめるとヘッドライトのウレタンクリアー塗装のポイントは、塗装間の置き時間を長めに取る事と、いきなり本吹きから塗り重ねると縮みトラブルになりやすい、という事でしょうか?一旦縮んで後日研ぎ出しからやり直す場合さすがウレタンクリアー、結構固いですw。手で研ぎだすのは少し苦労が要りました。縮みシワが中々取れんのですわ。。最後に、ユーチューバーのスグレモンさんがその使い切りであるウレタンクリアーを冷蔵庫にいれて長持ちさせる動画を公開しております。中々参考になったので関連情報にそのURLを張り付けて置きます。ご興味がありましたら。