REWITEC Powershot  

シリジウムがエンジン内部の摩擦部をコーティングして、劣化したパフォーマンスを改善するとのことで、50,000km走行のアウディ A3に投入してみました。
高負荷で慣らしをした方がいいとのことでしたので、DCTのマニュアルモードで、高回転を維持しながら、加減速を繰り返し行いました。
結果としては、アクセルレスポンスの改善、燃費改善、メカニカルノイズの低減が感じられました。これは個人的、感覚的な感想なので、実際の数値で表せないのですが、明らかに改善したのは、DCTのジャダーがかなり軽減されたことです。このジャダー改善効果はエンジン特性が、変わったことによるものなのか、慣らし運転時にミッションに高負荷をかけたので、その際にクラッチの表面が慣らされて、1次的に改善しているものなのか、わかりませんが、これはとてもありがたい効果でした。 (多分、後者要因かな？)
この改善は、A3の唯一の不満点を改善してくれたので、とてもありがたかったです。
以前は、発進時の低負荷時に『ダ、ダ、ダ、ダッ』と、かなりの振動が伝わり、ギクシャクしてました。
リコールによるミッションオイル交換の際も、1次的に改善したのですが、2週間ほどでジャダー再発し、これは、乾式7速Sトラニックの宿命？ と半ば諦めてました。投入後(高負荷慣らし運転後)は、劇的に軽減されました。 この効果は、今のところ、2ヶ月経っても続いており、どこまで続くか要検証です。
もし、次回ジャダーが悪化したら、コーティング剤を入れずに、高負荷で慣らしをすれば、何による効果かわかるので、またレポートしたいと思います。