インマニのボルトが折れてしまいました。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
先日にイグニションコイルとスパークプラグを交換した時に、インテークマニホールド も取り外したので、思い立って増し締めをしたのがアダとなり、ボルトの1本をポキっとやってしまいました。
増し締めのトルクが強すぎたのです。
2
折れていないボルトの長さを測って、折れたボルトの差分をみると、約2センチほどが埋没したままであることがわかります。しかし、こうなってしまうと手も足も出ません。しかもインマニのボルトですから、締め付けがなくなってしまうと隙間ができてしまい、そこから不要なエアが流入して、混合気が希釈されてしまったり圧力が正常にかからなかったりと、予想される不具合が目白押しです。もう、打つ手は無いのかとすがる思いでネットを検索しまくったところ、なんとか打開策を見つけることができました。
3
それは、折れたボルトを逆回転のドリルのようなもので物理的かつ強制的に引きずり出す方法です。エキストラクターというドリルのようなビットを600円くらいで購入(一番細いものでNo1というサイズでした)そして、エキストラクターをねじ込むため事前に折れたボルトの真ん中に穴を開けて置く必要があり、2mmの鋼鉄用ドリルも購入。これも600円くらいでした。エキストラクターは手でトルクをかけて逆回わす必要があり、タップハンドル1300円も一緒に購入。
最後に折れたボルトと同寸の5センチのボルトも購入。近所の島忠で閉めて2800円ほどでした。
4
作業開始です。
購入した2mmの鋼鉄用ドリルを使って、折れて埋没したボルトのセンターに穴をあけてゆきます。このとき、事前にボルトセンターにポンチ(なければ釘のようなもの)で軽く凹みをつけておくと、ドリルの先が滑らずに作業がしやすくなります。
5
ここでも、力加減は重要です。
いきおいあまって、細いドリルがポキっといってしまうと、もう後がありません。そうこうしているうちに、どうやら2センチの埋没したボルトに2mmの貫通穴があきました。
あとは、エキストラクターを使ってボルトを引き抜くだけです。
6
電動ドリルを逆回転させて、鋼鉄製ドリルを抜き出そうとしたその時。
ん。 なんと、埋没したボルトも一緒に回って抜け出てきたではありませんか・・・
本来であれば、次にエキストラクターとタップハンドルの出番が控えていたのに。(買い足した中でも最も高価な工具だったのに・・・)
7
無事に埋没したボルトを抜き出すことができました。2千円ちかい出費が無駄になりましたが、それでもインマニが正しく機能するなら、それだけで十分です。
8
最後に 80円で買った新しい50mmのボルトで固定して終了。
9
ちなみに前回掲載を忘れていた、イグニションコイルとプラグです。
よくこんな状態で動いていたものだと、逆に感心します。
インマニ下なので、なかなか交換に踏み切れないとは思いますが、早め早めのメンテナンスって重要ですね。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連整備ピックアップ
関連リンク