事件は現場でおこってるんだ！！

警視庁と検察当局は神戸海上保安部の海上保安官（４３）を国家公務員法（守秘義務）違反容疑で逮捕しないことを決めた。

警視庁と検察当局が「逮捕しない」と判断した理由は、映像は既に一部の国会議員に公開され、広範囲の海保職員が４～５日間にわたって閲覧できたことも明らかになり「国家機密とは言えない」ととらえた可能性がある。もうひとつは、４日間に及ぶ聴取に保安官が応じ、庁舎内での宿泊を続けていることなどから証拠隠滅や逃亡の恐れがないと判断したとみられる点。

　また、保安官の行為を好意的にとらえる国民感情を、警視庁と検察当局が配慮したとみる向きもある。
　共同通信の世論調査（１２～１３日）では、８８・４％の回答者が映像を「公開すべきだった」とするなど、漏えいを問題視する声は少ない。

　捜査当局が神戸海上保安部の海上保安官を逮捕しない方針を決めたことについて、自民党内は「仙谷由人官房長官の影がちらついている」（幹部）との見方がもっぱらだ。

　また、石原伸晃幹事長は国会内で記者団に「中国人船長を釈放しておいて保安官を逮捕したらまた人気が下がると思っているのか」と皮肉った。

仙谷さん、あんたが尖閣諸島に行って来い。