2022年03月13日
イヨイヨか!!…和製デュカト・キャンピングカー黎明期
F C Aジャパンは、幕張メッセで 開催された日本最大のキャンピングカー イベント、ジャパンキャンピングカーショー2022においてフィアット プロフェッショナル デュカトの日本国内での、正式販売の展示発表を行った。
これは2022年2月のまだ新しいニュースです。
イタリア、ドイツ、スロベニアの、大手キャンピングカーメーカーによる、完成形に仕上げられ架装済の、デュカトキャンピングカーが並行輸入と言った形態で、日本国内にも既に愛車としているユーザーもいます。年々、所有台数も増加の傾向にあります。
欧州の商用車市場では、7割のシェアーを誇るデュカト。
日本国内においても、旅行形態の変化もあり手軽さを求め、空前の車中泊ブームが訪れている中、昨今の状況もあり、三密の回避に打って付けのキャンピングカーが車中泊車としての地位を確立しつつある時期到来が感じられる。
日本自動車メーカーの、キャンピングカーベース車の代表が、トヨタのカムロード、ハイエースが一般的。ライトトラックべース・軽キャン・バスコンべースも有るが、キャンピングカーベース車としては不十分。
この時機を逃さず、FCAジャパン代表ポンタス・へグストロム氏は、成長著しい日本のキャンピングカー市場に対して、「フィアットが満を持して放つ新製品。」と自信を覗かせています。また、競合車との徹底した差別化を測られるであろうとも、豪語しています。
時をさかのぼる事、2017年のジャパンキャンピングカーショーにも、何も架装されていない今回同様にデュカトバンを参考出品されていました。
この5年の月日に水面下でのマーケティング・リサーチが行われていたと推測される。2022年が時期相応と言う事で、これから架装される、国産デュカトキャンピングカーが楽しみです。
この5年間、国内正規輸入での販売を、心待ちにしていたユーザーも結構多いと思います…私もその一人。
時を待たずして、並行輸入車を購入した口でもあります。
しかし、後悔が無いのも事実。キャンピングカー先進国でのお洒落と機能性の両立した架装キャンピングカーを堪能できる良さがあります。
販売予定の2022年モデルは、3種類のバンタイプのみであり、トラックベースは予定されていません。
3車種の違いとして、長さが5413㎜と5998㎜の2パターン。
幅は3車ともに2050㎜。高さは2524mmと2764mmハイルーフの2パターン。
車両の長さに応じてホイールベースも2パターンあります。
搭載エンジンは、排気量2287㏄。
直列4気筒ディーゼル、インタークーラー付きターボ。
最高出力178馬力でパワーアップ。
前輪駆動。トルクコンバーター式トランスミッション、9速オートマチックであり、滑らかな変速を実現している。
また、商用車でありながら、乗用車に匹敵する、パシフィック、アクティブ、セーフティ機能を搭載。歩行者検知付き衝突被害軽減ブレーキ等…。
デュカトを運転して感じることは、多様な状況においても、安定感があり軽快な走りと共に4輪大型ディスクブレーキ。E S C、 レクトロニック、スタビリティ、コントロールのサポートを受け、確実に重量ある車体を停止させてくれる。安心を運ぶ一台と言えるでしょう。
コックピットも一新され、ステアリングはグリップの良いレザー使用でスポーティーにさえ感じる。フルデジタルメーターによる視認性アップも好感度アップ。
商用車とは思得ないクオリティーを備えて、本年、後期。いよいよ日本上陸。
気になる価格は、消費税込み、469万円から。
販売ルートは、正規ディーラーからキャンピングカービルダーなどへのB to B 、法人間取引となる模様。 なので、469万円でデュカトを個人購入して、自作の車中泊車を夢見るのは、当分先となります。
ここは、国内キャンピングカー、ビルダーさんに夢を託すことにしましょう。
執筆:yasu myo
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キャンピングカーのある日常 | クルマ
Posted at
2022/03/13 16:37:48
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