
謎の1つ目、エンジンオイルキャップにはカストロールと刻印されていますが、純正オイルはBMWブランド。中身はカストロールとよく聞きますが(Shell製でした)カストロールはそれほどライナップも揃っておらず、高グレードのベースオイルは使われてない様です。
謎の2つ目は、純正LL-01は、5W-30か0W-30なのにサードパーティのオイルのほとんどがカストロール含めて5W-40、唯一旧モデルの茶帯のモービル1が0W-40です。温度での硬さでなく動粘度が違う様ですが、これは燃費を狙っているんでしょうか。オイル選びも考えだすと大変です。
整備屋さんに聞くと質より交換頻度の方が大事なので、スタンダードオイルのワコーズEXクルーズ5W-30で充分とのことですが、ちょっとモヤモヤしています。また、LL-01よりもLL-04のディーゼルエンジンにも使えるオイルの方がお店には多くて、これも使えるのか良くわかりません。BMWのディーラーの整備士さんに聞いたらそのクルマのコンディションて色々入れるのでと正論で、また良くわからなくなってしまいました。悩みの元は、コスト/パフォーマンスなんですけどね。
9月3日追記
謎が半分解けました。
純正オイルはShell製とBMのHPに記載されていました。
「新特許Shell PurePlusテクノロジーにより、天然ガスから作られた不純物を含まないクリアな品質のベース・オイルを使用」
Gas to Liquid 、天然ガスから作ったベースオイルなので粘度指数が高く、5W-30や0W-30でもオイル切れしにくいとのことでした。
現在モティーズの0W-40ですが、次は純正を試してみます。
22年5月25日追記
謎多分が解けました。
エンジンオイルの規格が日本とヨーロッパで異なっていて、純正オイルの高温側の30の粘度表示は日本の規格で表示するとしたら35位になる様です。
日本規格5W30 約10.0 mm2/s
欧州規格5W30 約12.0 mm2/s (ドイツ車の純正オイル)
日本規格5W40 約14.0 mm2/s
出典: オートリクール
http://www.auto-recool.jp/article/13374988.html
よって日本の規格で言ったら高温側は40でないと粘度が足りなくダメージが出るという事で、純正以外のオイルは皆40になっているという事だと理解しました。
前述のオートリクールさんでは、「カー用品店やガソリンスタンドでオイル交換する場合は、化学合成と言っても全てVHVIベースですから、必ず0W40または5W40を入れてください。日本規格のVHVIベース5W30では完全に粘度不足になります。」との事です。
中途半端な見立てで純正の数字から5W-30入れなくて良かったです。
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2021/09/01 20:08:45