
モデル3のスマートキーについて、自分を含めごく一般的なクルマからの乗り換えの方向けに思うことを書いておきます。
納車時にICカードキーが2枚渡されます(キーケース1つつき)。こちらは一般的なクルマの鍵状のキーにあたるものです。ただし鍵穴に差し込むのではなく、Bピラーにタッチして解錠します。駅の改札にICカードをタッチするあんな感じです。大事なのはこのICカードキーがいわゆるマスターキーになりいざというときに解錠・起動に必要なため1枚は持ち歩く必要があるということです。
ここで一般的なクルマの(いわゆるキーレスエントリーの)リモコンキー、今はスマートキーと呼ばれることが多いのですが、テスラのスマートキーは(キーフォブと呼ばれていて)別売り(キーバンド含め2万円程度)になります。おそらくスマートフォンのアプリがスマートキーとしても使えるので別売りになっているのでしょう。
自分は古い人間なのでクルマに乗るときはキーと免許証を持っていくというのが体に染みついているので、別売りのスマートキーを購入しました。ネット通販でカードキーケースとキーホルダーが売っていたのでそちらも合わせて購入しました。2つあわせても数千円程度です。
キーホルダーはともかくキーケースは紛失・破損防止の観点から最低1つは購入して、付属のキーケースと2枚別々で管理するのをおすすめします。ポケットに入れたまま座ったりしたら容易に折れ曲がりますし、2枚まとめて付属のキーケースで管理するのはリスクが高く危険なので。
スマートキー(キーフォブ)の使い心地は悪くありません。が別段良くもありません、普通のスマートキーです。持っているだけで近づいてドアを開けると解錠し、クルマにタッチすることなく運転できて、クルマを離れれば施錠されます。ただモデル3のBluetoothがポンコツなのか、たまにお尻のポケットに入れていると解錠されないときがあります。前のポケットであれば大丈夫なのですが、3シリーズのスマートキーではこんなことはなかったです。
ボタンも3か所(①フロンドウィンドウ、②屋根、③リアトランクの各部分)ついていて機能は5つあります。
1)①をダブルクリックでフロントトランクの解錠
2)②をシングルクリックでドア・リアトランクの施錠
3)②をダブルクリックでドア・リアトランクの解錠
4)③をダブルクリックでリアトランクのオープン
5)③を長押しで充電ポートのオープン
スマートフォンのアプリ操作と違い、キーフォブを持っていれば誰でも気軽にかつ確実に操作できるのでやはり安心感があります。自分と同じような昔ながらの人にはおすすめです。スマートフォンは路上でスマホ操作に気を取られて周囲への注意が疎かになったりするのが心配なのと、セキュリティが大丈夫なのか心配なので、アプリとして充電中やステータス確認には使っていますが、電子キーとしては使ってないです。またキーフォブは小さくて軽いのも◎です。どうせカードキーは持ち歩かなくてはいけないので。
ホントは他メーカーと同様に標準でキーフォブをつけてあげてもいいのでは?と思ったりもするのですが、ここも徹底的な合理主義、コストダウンのためなのでしょう。
最後に、カードキーケースにもキーフォブのキーバンドにも裏側に「MODEL3」と書いてあります。ケースは安いのでおすすめです。キーフォブも初めからついているものが別売りになっているだけと考えれば少々高めですが購入するのに特に抵抗はありませんでした。
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モデル3 | クルマ
Posted at
2021/09/27 14:47:35