トヨタ産業技術記念館、訪問記【その1】
投稿日 : 2014年07月27日
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7月某日、晴天の日にやって来た!
「トヨタグループ発祥のこの工場は、豊田喜一郎生誕100周年の1994年6月11日に、貴重な産業遺産を保存・活用し、産業技術記念館として開館した・・・・(パネルより)。」 と言うことで、早いもので今年で20周年。すでに何度か、何年ぶりかでやって来た!
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入口のホールに、そのシンボル「環状織機」。
「研究と創造の精神」を伝えるシンボル。トヨタグループの創始者・豊田佐吉が1906年(明治39年)に発明した独創的な織機で、回転円運動により布を織り上げます(パンフより)。
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実は時間なかったので、自動車館だけの見学でした。
金属加工の代表技術「鋳造(ちゅうぞう)」「鍛造(たんぞう)」「切削加工」をわかりやすく解説。本物の生産加工機械を実演してくれるので、工場見学よりもわかりやすい。
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そのクルマ展示、気に入ったのは初代セリカ、この車体色。40年前とは思えない色彩の良さ(ブルーメタリックの鮮やかさが絶妙)。
セリカ(1970年)、我が国初の本格的スペシャルティカー。上級モデルには高性能ツインカムエンジンを採用。エンジンやトランスミッション、外観、内装、主要装備品を好みで選ぶことができた(パネルより)。
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何より圧巻はモノづくりの実演、こちらは歯車の加工機械。
こちらはリヤデフ、最終減速機(ファイナルドライブ)の歯車加工機械。実際の加工は手前のビデオ映像で。こちらの設備(グリーソン社製歯切盤)は銘板を見ると購入年「昭和13年」。
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順送式のコンロッドの鍛造プレス(2500トン)も実演。
自動車需要の増大にともない、生産性の高い自動鍛造プレスを導入。展示機はトヨタ初の自動鍛造プレス(1964年導入、米国エリー社製2500トン鍛造プレス)で、コネクティングロッドを大量生産した(パネルより)。
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車体の溶接組立ラインとか(1980年代の川崎重工のロボット群?)
1980年から90年代、上り調子だった日本の自動車生産技術を支えたロボット群。溶接ロボットがその代表格でもあった、自分も社会人になりたての頃、工場見学で目にしたものでした。銘板を見るとこちらの設備(溶接ロボット)は1982年製。
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研究開発の設備も(1970年当時のシャシダイナモ)!
もう一つのクルマ造り「研究開発」。シャシダイナモ(クルマの性能測定設備)、衝突試験設備、全天候(環境試験)設備、テストコースも・・・・。クルマ造りのために多くのお金がかかること。こちらの設備(明電舎製DCダイナモ)は1971年製。
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