
PATEK PHILIPPE REF「3710/1A」2/5
31年前にジェラルドジェンタがデザインし産声を上げたのは有名な話しだど、正直、最初にこのノーチラスを見た時の違和感は今でも忘れられません。初めて見たのは多分1990年位だったと思うけれど、当時クラッシックな雰囲気を求めてパテックを物色していた僕にとって異物そのものでした。
円でも四角でもない中途半端なダイヤルデザイン、両サイドに張り出した邪魔そうな耳、わざとらしい文字盤の水平ライン。確かに他のどのメーカーにもないデザインだけれども、シンプルイズビューティフルを身上としていた僕にとって「いったいどこが良いの?」とさっぱり理解できませんでした。
それから数年、前述のrikaさんが繰り返しノーチラスの魅力について語っていたし他での評判もすこぶる良かったので少し興味がでてきたのです。最初に現物をみたのは何気なく寄った新橋のディスカウントショップで、何とパテックが置いてあり3710があった。
今はどこ探してもない時計がオーディオや電話と並んで売られていました(笑)。もちろん本物かどうか疑いましたケド。実物をひと目見て「これは良い時計だ」と直感でき、すぐに購入する決意をしたのです。
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PATEK | 日記
Posted at
2007/12/15 08:13:52