前の前のブログでも書きましたが6月中旬、事故に遭いました。
ようやく落ち着いたので、事故のことを自分用の記録としてもここに綴ってみたいと思います。
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<事故の顛末>
事故直前、私は交差点で右折をしようと信号待ちで5-6台目ぐらいの位置で停車していたのですが、反対車線から走ってきた90代の高齢ドライバーが運転する車が私の車に突っ込んで右フロント部は大破。足回りがやられて自走不能になりました。ドラレコの映像からは私の車両の右前方のタイヤに乗り上げて加害車両が一瞬傾いた後に停止していたことが判明したので、もう少し勢いがよければ運転席にまで被害が及んでいたという状況でした。
衝突直後、加害車両は止まると思いきや、ニュース映像でよく見かける、高齢者ドライバーが突っ込んで停止したと思ったらバックして・・・というお決まりのパターンで、バック後一旦停止してまた自分の方向に発進して向かってきてそのまま通り過ぎて逃げられました。
事故はかなり交通量の多い片側2車線の道路で起きたため、加害車両がバックした時にも別の車両に当たり、私の前後の車両を含む他の車両にも傷を付けて走り去ったため、何人かのドライバーが追いかけて停車させ、事故後すぐに加害者は逮捕されることになりました。
そして、私と同乗者は軽いむち打ち症状でしたが、私の状況は即救急車で病院へ行くことと判断され、救急車にも乗車することに・・・結果、骨折などはなくむち打ちとして治療中です。
<事故後のメンタル消耗>
こういった自動車事故は初めての経験で事故直前に前方から向かってくる加害者車両は20m以上手前の時点で反対車線(自分が並んでいる車列)に当たりそうだったことや、猛スピードではなかったことから当初、恐怖感はそれほどありませんでした(変に恐怖感がなかったのはゴルフの衝突安全の映像資料を複数回チェックしていたことや鋼板が国産車に対してだいぶ分厚めということもある)。
ですが、衝突後にバックした時点で高齢者事故あるあるの他の車両にも当てて複数台の事故になるパターンを連想しましたし、前進して再び向かってきた時は自分の車両にまた衝突されたら速度や当たり方によっては殺されるのかもと思いました(この事故は私の車両が最も被害が大きい事故ではあったものの、結局5台がからむ事故になりました)。この経験は本当に恐怖を感じメンタルにきました。
そして、この先あと5年ぐらいは乗りたいな〜と思い気に入っていた車であったこと、今まで色々な場所へ行った思い出の詰まった車をこんな事故という形で損傷してしまったことが最もメンタルを消耗することになりました。。
<ドラレコ〜映像は文字や言葉よりも絶対的に伝わりやすい>
今回の事故では車を購入時に360度カメラタイプのドラレコを付けていたので事故時の車内外の記録が鮮明に記録されていました。
事故の映像は警察にデータを渡し状況を説明する際にも状況把握を分かりやすくする助けにもなりましたし、保険会社、病院で医師に状況を説明する際にも役に立ちました。
そもそも、自分が説明下手ということもありますが、映像を見せることで相手がイメージしやすくなるのは映像の長所ですし、忖度ない証人としてドラレコを取り付けていてよかった。と感じました。
<オートホールドに救われた?>
今回は停車中でオートホールドを使っていたこともあり、電子パーキングに入った状態で追突されたため、衝突時に前後に大きく動くことはなく自分の車が後退して玉突き事故になることは防げました。ただ、私が調べたところ加害車両の速度や当たり方にもよるらしく、オートホールド=玉突き事故を防げるというものではなさそうでした。
実際、ドラレコの映像を見てみると、事故前事故後では明らかにカメラの画角が変わっており(カメラが衝撃で動いたというわけではない)、周りの状況から目視で判断すると50cmから1m程度は衝撃により後ろに後退していたことがわかりました。
当たり前のことですが、信号待ちの時にはある程度車間距離を保ち待っておくほうが良いということですね。
<頼れる保険会社選びは大切だった・・・>
警察への通報後、イーデザイン損保の&eを契約していたため、Gセンサーが作動してアプリからスムーズに位置情報を送信し、コールセンターの方と繋ぎ事故対応をしていただくことができました。正直、この点はスマホを使うことが苦手ではない方、事故でテンパってもある程度対処しながらスマホを操作できる方でないと、あまり意味がなさそうでした。
ただ、事故直後は加害者は自賠責保険しか入っていないという情報があったことや事故の特殊性から色々と調べていただき、事故後3−5日は毎日アップデートを共有いただいて安心できたのは保険会社、商品を選んだことには間違い無かったかなと感じています。
<捨てる神あれば拾う神あり>
今回の事故では加害者の方はやりとりが難しく、本人の口からの謝罪は受け取っていませんし(家族からは受け取っている)、そもそも逃げるという最悪の事故でした。しかし、事故後から関わった方(警察官、救急隊、保険会社の担当者、医師・医療スタッフ、事故の一部始終を見て犯人を捕まえてくださった方など)には本当に恵まれていて、助けられたと感じています。
<高齢ドライバー>
今回の事故はまるでYouTubeやテレビのニュースの世界やん。みたいな感じ方で、怒りというよりは呆れた感情です。
郊外や公共交通機関が十分ではない地域や場所では車は生活必需品でしょうし、年齢が高いから車に乗るなとも思いません。しかし、せめてもしもの時に備えて任意保険に入って欲しいですし、サポカーを選ぶなどもしもの配慮はして欲しいと思う限りです。
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ということで、ようやく落ち着きまとめることができました。
利き手などを痛めてしまったため、運転するのも少々辛いと感じる状況なので早く治したいです。。
Posted at 2025/07/10 00:49:10 | |
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