ジェネレーターカバー交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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※今回は、かなり写真多めで文章も長いです
前回クーラント交換をした際に発見したジェネレーターカバーの破損
エンジンスライダーを共締めしているボルトが曲がってカバーを破りながら押しています(笑)
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そして(誰にも頼まれてはいないけど)人柱になる為に、中華サイトのアリエクで脅威の送料込み2497円のこちらのカバーを購入
支払いの時に謎の割引が入り、送料込みで2373円でした(笑)
ちなみに純正品は17600円(送料別)です
(2024.8現在)
3
届いたカバーがコチラ
あれ?めちゃくちゃ品質良くない?
と失礼ながらビックリしました(笑)
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内側は特に巣やクラックも無く、ぱっと見はキレイ
(右側の巣の様に見えるものは、オイル汚れが写真の写り方でそう見えるだけで、肉眼ではキレイでした)
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スズキ純正のガスケットを別に購入していましたが、激安カバーにもガスケットが付属していました
本当にどうやって利益を出しているのか謎です(笑)
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そして問題のコチラ
ボルト2本は完全に曲がってしまっていて偏心していて、スライダーによって他のボルトに連結している為、全く回りません(汗)
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真横から見るとエグい事に(汗)
前オーナー(親戚&親)含め左側には立ちゴケを数回しかした事がなく、走行中からの転倒はゼロですが、この破損具合です
エンジンスライダーは、サーキットではバイクを滑らせて後続車等の安全確保には役立つかもしれませんが、取り付け場所によってはこの様にバイクを壊してしまう事もあるようです
付けるなら、エンジンガードのような場所もボルトもゴツい物の方が安心できるかと思います
まずはエンジンオイルを抜きます
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曲がって偏心回転しかできないボルトが、スライダーで連結されていてどうしようもないので、
まずはボルトをディスクグラインダーで飛ばして、スライダーでの連結を解除します
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ボルトさん、どこ向いとんねん(笑)
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エンジン側が傷まない程度にハンマーでボルトをなるべく真っ直ぐになる様に叩き、ジェネレーターカバーが外れました
まさに格闘(笑)
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なんとか摘出
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右は割れて剥がれかかってるし、左の破片は何処へ?(笑)
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ハンマーで叩きまくって真っ直ぐぎみにしても、それでもひん曲がっているボルトさん
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比較
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このアリエクの激安カバーの唯一のウィークポイントは、ネジ穴が若干小さくボルトがスムーズに入らない所でした
ちょうどタップがあったので、ネジ穴を修正
おそらく1つのタップでかなりのロットを生産しているのかと思います
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ここからようやく整備手帳らしくなります(笑)
コイルを止めるボルト&配線を抑えるステーのボルト、両方とも10N・mでの締め付けです
コネクターのブッシュゴムとケースの合わせ面に液体ガスケットを塗りました
カバーにピンを差し込み、ガスケットを合わせます
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古いガスケットを剥がすのは、いろんな派閥がありますが、私はカッターの刃で削り切る派です(笑)
少し見えづらいですが、ジェネレーターの空間はエンジンのケースが上下に繋ぎ合わせている部分なので、2ヶ所液体ガスケットを塗ります
(サービスマニュアルにて指示されています)
(左右に塗ってある灰色の液体)
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ジェネレーターカバーを収める際には、磁力で結構な勢いで引っ張られるので、指を挟まない様に注意です⚠️
左上と右下にはボルトの頭の抑え面にボルト用の小さなガスケットが入ります
左下のボルトだけ短いタイプです
全てのボルトは10N・mでの締め付けと、サービスマニュアルに記載されています
この激安カバー、塗装が弱いらしく締め付けたボルトの頭部分の塗装がパリパリ剥がれました(笑)
まあ、気にしなければ問題ないかと(笑)
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ようやく治りました
エンジンオイルを入れエンジンを回して電圧を確認した所、正常に発電されていました
これで気になる箇所の整備は一旦終了かと思います♪
しばらく安心してツーリングを楽しみます♪
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