今日は、昼間、カート仲間が参戦しているの大人のカートレース
「パンサーツアー」の最終戦の応援に、千葉県・市原市の新東京サーキットに行ってきました。
レース決勝を前に、ポツポツと雨が降り出し、競技長より「レインレース」が宣言され、皆さん急遽レインタイヤに履き替え。 レインもYOKOHAMA ADVANのカート用レインタイヤです。
応援していたチームメイトは、ウェット路面のスタート直後の1コーナーで、他車のスピンに巻き込まれ、フロントのパイロットシャフトをひん曲げ、タイヤが極度のトーアウト状態になってしまい、左コーナーをステアリング操作では曲がれず、お尻で体重移動して向きを変えないと走れないという状況。
そのまま、1周目でピットインし応急処置するも、かなり時間がかかり、決勝20周のうち、残り5周というところで再スタートを切りましたが、時すでに遅し、今回は残念でした。
しかし、このレース。Webでもほとんど生の情報が取れず、参加当事者しか内容の分からないベールに包まれたレースなのです。
面白いのは、F1のように関東近県のレース場を転戦しながら、ドライバーズタイトルと、コンストラクター(チーム)タイトルを狙うという粋なレース。予選もノックアウト方式で、レース中1回のピットインが必須。「大人のレース」とあって、35才以上クラスと、50才以上クラスに分かれて、120cc/22psのハイパワーエンジンを使用しながら、遠心クラッチ/セルスターター/押しがけなし、を実現している、おじさん達にはたまらない企画なのです。参加台数も30台以上。
まだ、若かりし頃は、レーシングカートのスプリントレースで、優勝を狙ってガツガツと戦っていた若者が、大人になり、そして人生経験も積んで、まずは「安全第一・無事故で楽しく」をモットーとして、「みんな分かってるね!無理しちゃだめよ」と、いう感じがとても「大人」です。ですが、皆さん、昔取った杵柄で、さすがに速い、速い!
ホントは、今年これに参戦する予定でしたが、車検やら、何やらで、活動資金が調達できず断念。来年はなんとか参戦したいなー。
そして、その応援が終わって駆けつけたのが、今日ここで、スタートが切られた、このコンサート。
そう、山下達郎先生のコンサートツアー「
PERFORMANCE2011-2012」初日の市川市文化会館です。
ここ数年、毎年、ツアー初日は、厚木文化会館が恒例だったそうですが、館長が変わり、あまりこちら関連イベントには、積極的ではなくなり、初・市川となったそうです。
因みに、80年代に作られた、「○○文化会館」という名のつく建物は、アカペラでも2階席に声がちゃんと響き渡るよう設計されていたり、かなり音はいいのだそうです。(達郎さん談)
学生時代のお友達が、運よく抽選に当たり、声をかけてくれ、一度は行きたいとずーと思っていた、「達郎」の「生声」「生演奏」を、体感することが出来ました。トレードマークになっている、ブラウンのテレキャスでのカッティング、いい音してました。そして、もの凄く上手い!
会場に入り、周りを見渡すと観客の皆さんも、結構年齢層高め(私も含め)。コンサートが始まっても、皆さん、お行儀良く座って、手拍子で演奏を聴いています。
あー、このペースなら、まったりと過ごせるなー、さすが大人のライブってこんな感じ?(演歌歌手のリサイタルみたい?)と、初めは思っていましたが・・・。
新アルバムから半分ほど、そして往年の名曲達を取り混ぜての楽曲が、どんどん進行していくにしたがって、おじさん、おばさん、結局総立ち!(やっぱり、こうじゃなきゃ!)
来年5月まで続く、全国64公演の初日で、本人も「何が起こっても勘弁を!」といいながらも、18時ちょっと過ぎの開演から、21時半近くまで、3時間以上もがんばってくれましたが、心から楽しませてもらいました。
「生・クリスマスイブ」や、CDラジカセを使ってのストリートをイメージした「生声アカペラ」は、本当に、鳥肌モノでした。
内容盛りだくさん、1800人の観客との一体感もバッチリ。
「これからも、CD宣伝のためのライブではなく、ライブのためのライブを、好き勝手にやって行く」
と言ったとおり、もちろん、超一流のミュージシャンですが、それ以上に、お客さんを、楽しませるエンターテイナーだなー、と感銘を受けました。素晴らしいライブでした。
達郎さんから、これから後63公演あるから、初日の今日のトークネタは、ブログにあげちゃだめよ、といわれているので、楽しい話、楽曲満載でしたが、これ以上の内容は控えます。
それにしても、レースにせよ、コンサートにせよ、やはり「生」はいいナー。サイコー。
でも、一つ悲しいのが、どちらもそれらの当事者ではない、ということ。
元バンドマン、そしてレーサーの端くれとしては、ちと寂しいなー。
いい一日でした。明日から、また、がんばろう。
Posted at 2011/11/07 01:00:38 | |
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ライブ | 日記