Holts / 武蔵ホルト アツヅケパテ
へこみ傷の補修① パテ埋め→塗装
スライドドアに細長いへこみ傷ができたので、初めてパテ埋めの補修に挑戦。
へこみ傷は、長さ10センチ程度で、幅と深さは鉛筆を半分に割ったような感じ。Holts社のHPにあるHow to Repairのマニュアルに従って、厚づけパテ→薄づけパテ→プラサフ→塗装(カーペイント、クリア、ぼかし剤)の作業を地道に進めていった。道具はマニュアルに書かれたHolts製品をどっさりオートバックスで購入。多くの種類の道具がいるが、品番がわかりやすいので、手軽に揃えられる。
初めてのパテ埋めなので、下地の鉄板まで塗装をサンドペーパーで削ってしまうなど、とりかかるのは億劫だった。しかし、やってみると、一つ一つの作業は難しくなく、大変なのは、丁寧な作業を根気よく積み重ねることだとわかった。工程が多く、その都度15分とか乾燥する時間が入るので、作業全体は昼から夕方まで長時間かかった。
仕上がりは、パテ埋めについては、無事に細長いへこみは埋まって見えなくなり、段差のないなめらかな面になった。ただし、スライドドアのきれいなカーブの立体面にはならず、細長いへこみをとりまく5センチx10センチくらいの長方形が外から押し込まれたような形に仕上がった。鋭いへこみのまわりも鈍くへこんでいたのか。凝視しなければ気づかないので、まあよし。
塗装の方は、実車とカーペイントの色味がわずかに異なるので、よくみると、今回塗装したスライドドア下部だけまわりと違うと言えば違うが、これも普通の人は気づかないだろう(カラーナンバーはVWのR902、Arctic Whiteのカーペイントを購入)。塗装の範囲を、へこみ傷のすぐ周りの小さな面積にせず、上下のプレスラインに挟まれたパネル全体としたのは、塗りむら感がでなくて正解だった(縦はプレスラインとプレスラインの間の上下幅30センチ、横はスライドドアの左端から右端までの1メートルくらいの面積を塗り直した)。
へこみ傷は走りに関係ないので、初めてでもあり、なかなか補修せずにいたが、腰を据えてやってみると、いい勉強になった。カーペイントも、30年前の車なのにカラー番号がわかれば、調合したものをネットで買えるとは便利な世の中だ。
作業手順と使った道具(HoltsのHow to repairを参照)
◆パテ埋め
サンドペーパーで下地処理(ペーパー#100、サンディングブロックプラスMH937)
パテ埋め(へこみ穴埋め厚づけパテMH101、パテパレシートMH935)
パテ研磨(ペーパー#100→#320→#1000)
パテ埋め・仕上げ(ひっかき傷用薄づけパテMH135)
パテ研磨・仕上げ(#320→#1000)
◆塗装
脱脂(シリコンリムーバーMH)
マスキング へこみ傷のまわりだけでなく、スライドドアのパネルの下部の二つのプレスラインの間の全体を塗装することにした(マスキングシートMH943)
プラサフ
カーペイント(R902 Arctic White)
クリアペイント(A-4)
ぼかし剤(A-8)
サンドペーパーでへこみ部分の塗料を削る。周りと段差がなくなだらかになるまで丁寧に
厚づけパテ。まわりより盛り上がるよう塗りつける
厚づけパテを周りと平滑になるようペーパーで削る
薄づけパテできめ細かい面をつくる
滑らかになるまでペーパーで削る
塗装の前にプラサフを吹き付ける
プラサフ完了
塗装。カラー塗料R902、クリア、ぼかし剤を各5回くらい重ね塗り
塗装終了。表面はザラザラ。コンパウンドでツヤだしが必要だ。
パテ埋めの道具たち
塗装の道具たち。マスキング・シートは、マスキングテープとポリエチレンのシートが合体していて便利
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