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買ってから２０年程になるデジタルアンプSM-SX10だが天板に放熱孔があるので内部にある程度の埃が溜まっていると思われる。
パソコン等のファンがある機械は数年で中が埃だらけになる、SM-SX10はファンが無いしラックの中段に収まっているのでそれほどでもないと思うが一度蓋を開けてコンプレッサーで埃を飛ばしてみようと思う。
このような機械はコンセントを抜いても内部に電気が溜まっていたりするので注意しながらの作業、予め外側の埃は拭き掃除してある。





上に６個側面に２個ずつ計10個の6角(3ミリ)ネジと後ろ側下部両側に1個ずつプラスネジが有る。





蓋を開けるとそれなりに埃があるが思ったより少ない、中央に黒いパンチングメタルの蓋がネジ止めしてある。



外してエアブローしたいがよく見ると手前下の底面にもネジがありパンチングメタルの上を配線が通っている、配線をドライバーでかわしながら外してみた。





内部は触らずエアブローして箱状の部品だけ拭き掃除して配線をパンチングメタルで傷付けないように戻す。




6角ネジは少し汚れているので磨いてみた(左2本が磨いたネジ)



コンデンサーの劣化が気になっていたが膨らんでいる物は無かったのでまだ当分大丈夫だろう。6角ネジがピカピカになると見た目が良いですね、20年分の埃や汚れを落としてすっきりしました。

チップ TPA3110
モデル XH-A232
電圧 DC8-26V
サイズ 53x45x14mm
購入価格 送料込379円

今回は中国から一週間ちょいで届きました、3週間以上掛かる時もあれば一週間で届く事もある中華物流の謎？超激安価格に激安送料、日本まで届く送料の内訳が気になります。

早く届いたんですが開封して内容物だけ確認したあと暫く放置。
半田付けしてから素の写真を撮っていないのに気付きアマゾンから画像拝借(^^;
ヒートシンク付きなのでチップのTPA3110は見えません。



動作電圧がDC8V-26Vと幅広いですがK-4KXコンバーターから9，5V、プリアンプのMAX4410は5VのACアダプターを接続。。

基板上にブルーのLEDが光ましたが、、、大きめなホワイトノイズ発生(-_-;)
MAX4410の電源をUSBや乾電池に変えたらホワイトノイズが少し低くなりました。
電源をK-4KXに共通したりと色々弄っていたらMAX4410の電源を外した状態でもボリュームがコントロール出来るのを発見。
所謂パッシブアッテネーターといった感じでしょうか？増幅はできないがボリュームで音量の減衰は可能なようです、ボリュームを大きく回す事になりますがホワイトノイズは気にならない程度になりました。
MAX4410がXH-A232のホワイトノイズを増幅していたようです。
接続、半田付け等どこか間違っているのか？K-4KXの電源を24VのACアダプターに替えたり直接接続したりしましたが微小なホワイトノイズは残りました。




MAX4410電源オフでの試聴では歯切れの良いサウンドでジャンルを選ばない感じがします。
PAM8403、PAM8406では女性ボーカルの高音部で違和感がありましたが自然な感じで再生できました。

PAM8406 デジタルアンプボード 5Wx2
電圧2.5-5V

PAM8406はPAM8403の改良型なのか発展型なのか判りませんが似たようなICチップでアンプボード、ボリューム付きアンプモジュールのどちらも評判は良いようです。
ボリューム付きのPAM8406アンプモジュールは、お値段高めなのでPAM8406アンプボードを送料込み188円で購入、到着まで3週間以上掛かりました。



電源はK-4KXコンバーターからMAX4410プリアンプとPAM8406の電源ケーブル接続部分にミノムシクリップで4，5V供給。



MAX4410プリアンプとPAM8406を有り合わせのケーブルで配線、ケースに収まりきらずテストベンチ状態となっています。

MAX4410との接続ではポップノイズは低めでした、ホワイトノイズもありません。
PAM8403との比較になりますが鮮度の良い音、切れの良さはそのままでPAM8403で感じた刺激成分を抑えられバランスが取れたとても聴きやすい音だと思います。

PAM8403 クラスD ミニ デジタル パワー アンプボード 2.5-5V入力 (3W + 3W)

前回は送料込み169円のPAM8403デジタルアンプモジュールでプアオーディオを愉しんだが今回は、なんと送料込み59円のPAM8403アンプボードを試してみた。



169円のボリューム付きPAM8403アンプモジュールに対して59円のPAM8403アンプボードは音量調整が無いパワーアンプなので赤い基板のMAX4410プリアンプ(482円)と組み合わせてみた。



MAX4410プリアンプの動作電圧は3-12Vと幅広い、PAM8403は2.5-5Vなので今回もZK-4KXコンバーターから4，5Vに設定。

ポップノイズは169円のボリューム付きPAM8403アンプモジュールに比べずっと低い。
ボリューム付きPAM8403では電源オフ時に大きなポップノイズが出たがモジュールの設計に原因があるのかもしれない。
ボリューム付き169円PAM8403とMAX4410＋59円PAM8403に明確な音質差は感じられないがPAM8610、YDA138より鮮度の良い音楽が愉しめる。

PAM8403 クラスD ミニ デジタル パワー アンプボード 2.5-5V入力 (3W + 3W)

YDA138、PAM8610に続いて今回もアマゾン中国発送、送料込みでなんと169円のPAM8403デジタルアンプモジュールでプアオーディオを愉しみたいと思います。
前回と同じPAM社のデジタルICチップを搭載。16ピンですがPAM8610よりICチップは3倍程の大きさ、基板はとてもシンプルで思った以上に小さい。



届いた封筒から基板裏のボリューム足が飛び出ていました(^^;静電袋を突き破り封筒内側のプチプチも突き破っての登場ですが、剣山みたいに足が尖ってて長いので危険ですね。



電源はZK-4KXバックブーストコンバーターにwiiのACアダプターを接続、電圧は取り敢えず低めに4，5V電流は1，5Aに設定。



重箱アンプケースに入れるとアンプモジュールがより小さく感じます。
電源オンオフのポップノイズは少し大きめですがスピーカーが壊れる程ではありません。肝心の音の方は一聴して音楽の鮮度の良さが感じられます。スピード感があり切れのいい音でPAM8610より良い印象です、これが169円アンプの音か！！シンプルイズベスト？(^^;