
JRは24年11月26日から24年の冬休み用の青春18きっぷを発売するが、今回からのリニューアル内容が改悪といわれており、話題になっている。
「青春18きっぷ」大ブーイング やっぱり、新ルールは改悪か 利用者の本音とJRの狙い:杉山淳一の「週刊鉄道経済」- ITmedia ビジネスオンライン
青春18きっぷは、普通列車限定でJRが一日乗り放題になる切符だ。高速道路ではなく下道で行く電車の旅というわけだ。「青春18」というネーミングではあるけど、年齢制限はないので、シニアの私でも使える。
私は2015年からスマホを使った位置ゲームをいくつかしているため、近畿エリアのJR全駅制覇や岡山・岐阜などのちょっと遠い場所の移動などで青春18きっぷを何度も使ってきた。1枚の切符で友人と大阪〜金沢の往復をしたこともある。
料金は12,050円で5日使えるので、一日当たりの費用は2,410円だ。例えば、大阪-敦賀間は片道2,310円/往復4,620円、大阪-姫路間は片道1,520円/往復3,040円なので、大阪-姫路の往復を5回すれば元が取れることになる。
朝の5時に大阪駅を出発した時の各駅の到着時間と片道料金はこんな感じ。大阪からだと北は仙台、南は熊本までは行ける。私は東京と山口県に行ったことがある。
◎関東/東北方面
・東京駅:14時47分着(9時間47分)、料金 8,910円
・仙台駅:22時08分着(17時間8分)、料金 12,210円
◎中国/四国/九州方面
・広島駅:12時13分着(7時間13分)、料金 5,720円
・高知駅:16時5分着(6時間53分)、料金 6,710円
・松山駅:15時13分着(8時間15分)、料金 7,260円
・熊本駅:21時35分着(16時間35分)、料金 11,000円
始発で東京に向かうと米原や豊橋などで5~6回乗り換えをする必要があるけど、青春18きっぷを使って移動している人が多いので、乗り換えごとに席の取り合いになる。またお盆や年末だと、姫路から福山のような中距離移動を家族で行っている人達もかなりいた印象がある。
そんな青春18きっぷだが、今回から以下の点が改定された。
・自動改札機を使えるようになった。(以前は有人改札のみ)
・きっぷ1枚につき一人での利用となり、1枚を複数人でご利用できない
・有効期間はご利用開始日から連続する3日間または連続する5日間
自動改札が使えるのはありがたいが、そのために複数人で利用することができなくなった。今までは、友人や家族と同一区間を移動するのであれば、1枚の切符を複数人で使用することができた。上記にも書いたように家族の帰省で使っているようなケースだと今回から使えなくなるのだ。
また有効期間が連続になったのはかなり痛い。夏の使用期間は7月20日から9月10日だけど、従来は任意の5日間を選んで使用できた。お盆前に帰省して、1週間後のお盆明けに大阪に帰ってきても問題なかったわけだが、今回からは連続5日間になるので、そういう使い方ができなくなる。あと、以前は回数の残った18きっぷを金券ショップで買い取ってもらっていたが、連続使用になると使用期間が限定されてくるので、買取金額はかなり下がるだろうなぁ。
新しい職場では長期の連続休暇が取れないので、当面は青春18きっぷを買うことはないと思うけど、窓口でこれを買う時は今回はどこに行こうかと毎回ワクワクして買っていた。元気なうちに仙台や熊本行きに挑戦してみたい。車もいいけど、電車も楽しいのだ。
総統閣下シリーズに、今回のリニューアルに触れたものがありました。まさにその通り(^^)
【追記】
5日連続、3日連続とあるなら、3000円くらいで1日券を発売してほしいなぁ
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青春18きっぷ | 日記
Posted at
2024/11/25 11:57:31