
スギ花粉の磁器も終わって、
もう飛ばないだろうと昨日洗車をしました。
2月末から3月末にかけては洗車しても
スギ花粉で翌日には車体が黄色くなるため
あえて放置をしていました。
この間比較的雨が多かったため
車体の表面を流れた花粉が車体とガラスの隙間にたまって
ガムのようになるため放置しても一か月です。
で、本題の洗車につきものの
タイヤワックスを使うべきかどうかという話です。
タイヤワックスは
様々なカー用品メーカーや
化学素材のメーカーから販売されています。
ざっくりと種類を分ければ
水性、油性、中性に分けられて
さらにシリコン配合というタイプも存在します。
ネット上にも
油性は撥水性が高くて長持ちして良い、
中性は汚れが付きにくく落としやすい、
水性はタイヤのサンチェック(ひび割れ)を
起こしにくいなどと
それぞれメリットが存在します。
タイヤにワックスを塗るという概念は
1988年に某ディーラーが自動車整備後の
納車前に洗車仕上げの付加価値として
無料サービスとして始めたことが始まりです。
それ以前に
社員に試験的に使ってもらい
タイヤのサイドウォールに膨らみや
亀裂、ひび割れが起こらないか
春から秋の6か月間に真夏の炎天下でも
異常が起こらないことを確認して
部品会社を通じてメーカー純正品に
指定されて急速に普及されました。
実際に
整備後の無料サービスで
タイヤの艶出しまで行ってお客さんからは
「どこで売ってる?」「欲しい!」と
すこぶる評判が良かったのは確かです。
純正された用品が販売されると
汎用のカー用品メーカーが一斉に
低価格で販売を始めて現在に至っています。
私の場合ですが、
タイヤの素材のゴムは油と相性が良くない
という経験値から「水性」一択です。
しかも、
タイヤワックスをかける頻度は
1か月に多くて二度にとどめています。
スプレーは軽く1周吹きかける程度です。
相性が悪いという根拠は
ゴムの分子間に油が入り込む現象があって、
油がゴムと混ざりやすければ膨潤し、
混ざり難ければ膨潤し難いという事になります。
難しい表現ですが
ゴムという素材の分子間の粗い素材に
油の分子が入り込むとゴムの間の油分だけが
膨張しやすくなるため
サイドウォールが細かく膨らむことで
ひび割れしやすくなるという理屈です。
実際に
晴れれば洗車してタイヤワックスを塗り込み
新品のタイヤのサイドウォールが
半年程度で細かく剥離してしまった車もありました。
どのタイヤも同じかというと
タイヤのメーカーや製造に使う硫黄や素材によって
差があると思います。
車の保管場所が屋根付き車庫や
青空駐車、砂利の駐車場、炎天下や日陰、寒暖差など
条件によって大きな差があるとは思いますが、
泥汚れはあっても水で洗い流す程度の方が
タイヤは長持ちすると思います。
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タイヤワックス | クルマ
Posted at
2023/04/10 14:47:24