
情報を集める手段として現代は本当に便利な時代だ。
インターネットを開けば世界中の情報に一瞬でアクセスできる。ブログ、動画、SNS─あらゆる形で知りたいことに触れることができる。
しかしそれが本当に「正しい情報」かどうかはまた別の話だ。
誰もが発信できるということは裏を返せば、玉石混交の世界でもあるということ。
特にクラシックポルシェに関しては、そもそもネット上の情報量がそれほど多くない。加えてその内容も断片的であったり、思い込みが混ざっていたりと、慎重に読み解く必要がある。
一方でこの車自体はすでに36年前に完成された存在であり、今後いくら時を重ねようがもう変わらないものだ。
だからこそ、信頼性の高い情報源として“書籍”の価値が見直されると思う。
確かに今どき紙の本を手に取るのは「タイパ」や「コスパ」の面では非効率に思えるかもしれない。けれど、目的の情報にたどり着けなければいくらネットで膨大な情報を拾っても意味がない。
実際久しぶりに書籍を購入して読んでみた。
ページをめくりながら、良書に巡り合えたときのあの高揚感を思い出した。クラシックカーを知るにはやはり“紙”の力も侮れない。
話は変わって、ドライブの話を少し。
930に乗るには夏の時期は正直辛い、直射日光は厳しく、車内は気温の影響で暑い。クーラーも今年はガスを補充していないのであてにならない。(夏の昼間を走る気は無いけど)
なので最近は、真夜中にぼちぼち走らせている。
ただ、夜の風もこの季節はぬるくて、爽快なドライブというわけでもない。
それでも、冬場のように油温が上がりきらないよりかはマシかと思いつつも、上がりすぎるのもまた心配。空冷エンジンならではの悩みどころ。
というわけで、あまり乗らないこの時期は、少し長めのメンテナンス作業をするにはちょうどいいタイミングかもしれない。気になっていた部分に手を入れて、秋以降のシーズンに備えておこうと思う。
Posted at 2025/07/25 18:08:24 | |
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Porsche930 | 日記