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メタルオウムの愛車 [スズキ 2サイクルバーディー50]

整備手帳

作業日:2023年12月14日

FR50-1型バーディー50のキャブレター分解清掃・前編

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
FR50-1型バーディー50(2スト)のキャブレターを分解・清掃しました。

バイクレビュー(https://minkara.carview.co.jp/car/suzuki/2-cycle_birdy50/review/detail.aspx?cid=374184)にもある通り、うちのバーディーは半年に一回くらいキャブが詰まってマトモに走らなくなります。前回6月に分解してから約半年、また段々その兆候が出てきたので、分解しました。

まあ実際の原因は、詰まりなんかではなかったのですが……。
2
同時期の本家アンダーボーンビジバイたるスーパーカブは縦キャブとかいう特殊なキャブが付いているみたいですが、バーディーは現代よく見られるものと同じ構造をしています。
3
まずはキャブ右側のエアダクトを外します。金属製の固定バンドで留まっているので、そのネジをプラスドライバーで外します。

なお、写っているネジは純正ではありません。いつの間にか無くなっていたので、ホームセンターで適当なのを買ってきました。
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外れました。
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続いてガソリンホースを抜きます。
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ガソリンホースを抜くと当然ガソリンが出てくるので、素早く抜いて、ホース先端をタンク液面より高い位置に持ってきます。
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その後、出来るだけ高い位置を維持したままクリップで止めます。

無理に折り曲げてるのでホースにはあまりよろしくなさそうですが、精々1時間程度なので大丈夫でしょう、多分。
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スロットルワイヤーとチョークワイヤーを外します。

キャブ天面にある2つのネジを緩めましょう。
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すると、天面ごとガコッと外れてくれます。
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最後に、分解前にキャブ内のガソリンを排出しておくため、キャブ下部のドレンスクリューを回します。
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緩んでくると、スクリューの緩んだ隙間から直接ドポドポ垂れてきます。排出用のホースみたいなご丁寧なものはありません。

排出し終わったら、締めるのを忘れないようにしましょう。でないと組付け後の試運転でガソリン漏らしながら走ることになります。
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ここまでしたら、いよいよ車体から分離します。ここのボルトを8mmのレンチとかで緩めます。

ここのボルトも、かつてラチェットで適当に締めてたら捻じ切ったので、純正ではありません。相手がただのネジ穴ではなくナットだったのが不幸中の幸いでした、もしネジ穴を舐めてたら……。
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外れました。
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裏返し、四隅のネジを緩めていきます。
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開きました。ガスケットも2年前に一度交換したのでそこそこ綺麗です。
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清掃のためにマイナスドライバーでメイン・ニードルジェットの取り外しに掛かりますが、ここで衝撃の事実が発覚

なんとニードルジェットがしっかりと締まっておらず、ガバガバグラグラだったのです……。あり得ねえ、そりゃ調子悪くなるはずだ……。
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しかし、緩く締まっていた(というか締まっていなかった)原因にも心当たりはあります。

本車両は以前ニードルジェットを交換しているのですが、写真のニードルジェットは本車両にもともとついていたものです。よく見てもらうと分かるように、締め付ける時にトルクを掛けすぎて穴を歪めてしまったのです。この時の経験を基に、新しいものに交換後はかなり緩めに締めていたのが、今回それが緩んでしまったわけです。
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元々付いていたニードルジェットには「198 E-4」と書いてあります。FR50型のニードルジェットを探している方は参考にしてください。
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とにかく元々付いていたニードルジェットは歪んで使えなくなったので、今使用しているニードルジェットは、ヤフオクで買ってきたFR80用(多分)のキャブから摘出したものです。穴の数が違うのですが、なぜか燃調もほぼ問題なく取れるので、まあいいでしょう。多分。

なお、ニードルジェット上部のメインジェットは元々のFR50用を移植しています。FR50用のメインジェットにはR□80、FR80用にはR□75と書いてあります。
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さて、不調の原因はニードルジェットの緩みでほぼ間違いないですが、せっかくバラしたので清掃も行います。

ジェット類は、こうして穴からパーツクリーナーを吹き込みます。ふさぐ穴を変えることで全ての穴を清掃します。周囲にパークリがまき散らされるので、周りに物がないところでやりましょう。
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スロージェットも外します。
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同じくマイナスドライバーで外しますが、小さい穴の中に填まっているため、細いドライバーでないと外せません。私は初めてバラしたとき、わざわざこれ専用の細いドライバーを買ってきました。
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外したスロージェットです。これもパークリで掃除しておきます。
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フロートバルブの状態を確認するため、フロートも外します。

フロートピンは何かで留まってるわけではないので、マイナスドライバーとかで押し込むだけで外れます。
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フロートが外れました。プラスチック製なので、錆びて穴が開くの心配もないですね。

ここまで写真盛り盛りで書いた結果、写真追加上限に当たってしまいました。続きは後編(https://minkara.carview.co.jp/userid/3568451/car/3480227/7609293/note.aspx)でどうぞ。

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