どうも。
昨年の いつ頃だったか忘れましたが、見よう見まねで設置した
NINJAカウンターですが、先日とうとう10マソHitを記録しました!
なんと言いますか・・・その ・・・・ありがとうございますm(_ _)m
毎度毎度 意味不明なブログを上げ続ける私などのを見ていただき
感謝感謝です゜+.゜(´っω・。`)゜+.゜
今後ともよろしくお願いします。。
早速ではありますが、またしても意味不明ブログの決定版
「妄想劇場」をお暇であれば見てって下さいませwww
今回も長いので苦手な方はチャンネルをお変え下さいね(笑)
しかもシリーズものですwww
第1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 8章までのあらすじ
「蒼」の勤めるホームセンターで運命的な出会いを果たした
「蒼」と「蒼介」。なんの接点もないかと思われた二人は
「M's realize」を互いの共通点として、再び導かれ合う。
そんなある日、「蒼」は父の強引な誘いにより オフ会なるものに
同行し「蒼介」と再会した。オフ会場からともに1台の車で帰ることに
なった二人。そこで「蒼介」は「蒼」のヴィッツに隠された秘密を
見つけ出す。ヴィッツはガソリンエンジンを搭載していたのだ。
*知ってのとおり、この物語は完全妄想式の超フィクションです(爆)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
≪ start your Engine YES or NO? ≫
「蒼介」は YES を選択した。。。。
眠っていたエンジンに火が入る!
キュルル ブォーーーーン!!
胸騒ぎが止まらない。。。獣の息使いのようなマフラー音が車内まで響きわたる
洗練されたハイブリットエンジンは「無音」だった。
それが今、運転手のGOサインを待つかのようにアイドリングしている・・・・・・
「蒼介」にとっては聞き慣れた音であったが、「蒼」にとっては・・・・
初めての感覚! それも自分の車が別の人格を持ったような・・・
発するべき適当な言葉が見つからず、大きく目を見開いていた
蒼介「なんかゾクゾクしない?(笑)」
蒼「・・・・・・・ゾクゾク? ・・・なんかちょっと 怖いです。。。」
「蒼介」の好奇心に対し、「蒼」は不安な気持ちでいっぱいだった。。
ロータリーエンジン・・・・・かつてマツダが社運を注ぎ込んだ名機。
2000年以降は 水素でもガソリンでも走行できる水素ロータリーエンジンを開発し
それをもとに進化させ・・・・現在は水素のみのロータリーエンジンが主流となっていた。
しかし、「蒼」のヴィッツに搭載されていたのはRX-7 FD3Sに採用されていた
13B シーケンシャルツインターボであった!!
蒼介「ほんとのマニアしか、いまどきこんなエンジン載せないよ(笑)
それも・・・・このヴィッツに・・・・・
親父が言ってた プロトタイプ的に搭載したというのはこの車だったんだな・・・」
蒼「・・・えっ?」
「蒼介」は何かつぶやいたようだが、混乱する「蒼」にはほとんど聞こえていなかった。。。。
蒼介「そろそろ出発するよ」
蒼「・・・・はい。 あ でも! ガソリンエンジンって違法なんですよね??
だ 大丈夫なんですか?」
蒼介「大丈夫! 見つからなければ♪笑」
蒼「・・・・・え゛っ? お おまかせします。。。」
どうにでもなれ そういう気持ちだった。。。
「蒼介」はゆっくりと加速を確かめるようにアクセルを踏み込んで行く
幾ら足周りを強化しているとは言え、この車体に13Bを搭載しているのだから
油断はできない。。。。しかもリア駆動。。。踏み方を間違えば
車は回転し、前に進まないだろう。。。
感覚をつかんだ「蒼介」は走行を維持できると思われるアクセル開度で
加速を始める!!
・・・・とんでもない加速だ!! 車体が軽い分 明らかに昼間に乗った
「蒼」の父のマークXよりも鋭い加速をする!!!
シュィーーーーーーンという吸気音も気持ちいい
アクセルを一旦離す! パシューーーーーーーーッ!
蒼介「これは・・・・・ご丁寧にブローオフバルブまで (笑)」
好奇心で舞い上がっていた「蒼介」は、ふと気付き 助手席の「蒼」に目を向ける。。
!?? 「蒼」は 体感したことのない あまりの加速に固まってしまっている!
一度、速度を落とし 話しかけてみることに
蒼介「ご ごめんね蒼ちゃん。。夢中になり過ぎちゃって・・・・。」
問いかけに対し、我に返った「蒼」
蒼「な なんですか!!?コレは!! 速いというか・・・・ほんとに私のヴィッツ!??」
蒼介「確かにこのヴィッツは極端な感じはするけど、これがガソリンエンジンの加速なんだ♪
シートに押し付けられるような加速と車外から聞こえるマフラーの音が最高だと思わない??」
蒼「・・・・まだ 分かりません。。。爽快な気持ちもするけど やっぱ少し怖いような。。。」
蒼介「慣れればそうでもないよ♪ でもしばらくはゆっくり走るね。」
しばらくは「蒼」の怖がらない ゆっくりとした速度で走行を続けた・・・・・・
と、そこへ ナビ画面を通じホットラインが入った!!!
ホットラインの相手は、ヴィッツの後ろについた白いマツダ車であった!
2030年、この頃の車には ホットライン機能及びリンク機能が搭載されていた。
「ホットライン機能」とは、ある一定の範囲内であれば それが見ず知らずの車でも
ナビ画面を通じコミュニケーションを取れる機能である。
無論。対象が「見ず知らずの車でも」の為、ホットライン要求をしても
受け手側は受信を拒否できるものとなっていた。
要求側は、相手のプレートNoを入力し送信、受け手側はナビ画面に表示された
相手の位置とプレートNoを確認し「YES」か「NO」の判断を下すというシステムだ。
「リンク機能」とは、ホットラインとは対照的に互いの距離は関係なく
あらかじめ特定の車どうし登録しておけば、情報や機能を共有できる
という機能である。対象は「知り合い」という事になる。
例えば、一方の車で聞いている音楽や見ている映像を、もう一方でも同時に体験できたり
音楽、映像、地図データのやり取り、また太陽光などの電力車であれば電力の供給など。
もちろん登録状況次第で家庭のPCや、特定のお店とのリンクも可能だ。
蒼「あ アテカツおじさんだ! あれ泊まりじゃないのかな??」
「蒼」はホットライン要求に応じる。 「YES」
ナビ画面に映し出されたアテンザ車内の映像に切り替わる
ア「お二人さんこんばんは (・∀・)ニヤニヤ」
蒼「はは なんでそんなに めっちゃニヤニヤしてんですか?笑」
ア「だって ・・・ねぇ (・∀・)ニヤニヤ お邪魔でした?」
蒼「お邪魔じゃないです(-ω-;) それよりどうしたんですか??」
ア「いやいや 実は僕も明日仕事だったの思い出したのよ♪」
蒼「思い出した・・・・って、忘れてたんですか!?」
ア「うん まぁ そんな感じ(爆) それより蒼ちゃんのヴィッツ凄い事になってるよ。外観も変わってるけど」
蒼「え!?外観も!???」
車内に居て気付かなかった。。。ガソリンエンジンが切り替わっただけではなく
外装も変化したって事だろうか?
ア「これからライブ映像(アテンザの前を走るヴィッツの映像)を流すから、リンクで見てみて♪」
「蒼」はリンク友達欄より「アテカツおじちゃん」を選択した。
アテンザに搭載されたカメラによって走行中の「蒼」のヴィッツの
映像が映し出される。。
蒼介「おやおや これは・・・・ 凄いな(笑) カッコイイ~ね~」
映像に映し出されたヴィッツには・・・・・・
大きなリアウィング・・・・フロントバンパーサイドにはフロントにダウンフォースを生み出すカナード・・・
蒼「これって 私のヴィッツ?? ははは なんか目立っちゃってますね♪
もう笑える~」
「蒼」の緊張がほぐれてきた。
蒼介「じゃあ そろそろ 本気で帰りますか!?」
蒼「だね♪」
「蒼」は少し楽しくなってきた。何かが吹っ切れたようだ。
「蒼介」はフル加速に入った!!!!
ヴィッツ用 M's Realizeチタンマフラーが官能的な咆哮を上げる!
アテンザは一気に引き離された・・・・・
ア「え? なんで?? いきなり行っちゃったし・・・・・しかも早すぎて追い付けないし・・・・・・orz」
速い!! 気持ちいい!! 「蒼」は完璧楽しくなってきた!
開放的な気持ちになり、思わず窓を全開にし もの凄い勢いで車内に入り込む夜の風に
束ねていた髪を解き、全身で風を感じる!
蒼「なんか・・・わーーーーって 叫びたくなるね♪」
外を見ていた「蒼」は満面の笑みで運転席の「蒼介」の方に振り返る。
蒼介「・・・・・え? ああ!そうだね♪」
一連の「蒼」のしぐさに「蒼介」は・・・・・・見とれていた。。。。
もともと「もろタイプ」の女性が、まるで以前から知り合いだったように・・・・
・・・・いや それ以上の関係であるかのように・・・・。
車は、兵庫県に差し掛かった。
蒼介「蒼ちゃん 運転代わってみる?」
蒼「 !? うんてん!? 私でもできるかな??」
蒼介「もちろんできるよ♪ 楽しくてヤミツキになるからやってごらんよ~」
蒼「じゃあ~~ やってみる!♪ おーーー!笑」
やべっ かわいい。。。
運転席に乗り込む「蒼」
蒼「なんかドキドキするね♪」
蒼介「そうだね。」
「蒼介」もドキドキしていた・・・・・「蒼」が今 感じているのとは別の意味も含めて・・・
ヴィッツをスタートさせる・・・・
スムーズ・・・・というより、急に力強くなった加速!!
少し踏んだだけで、この加速!?
蒼「凄っ!」
ある程度、フィーリングを確かめてから 改めてフル加速をしてみる・・・・
シュィーーーーーーーン! パシューーーーーーーン
蒼「ぱしゅーーーん って言った! スゴ~イ♪」
「蒼」は理解した。
「蒼介」や父・・・それから父の仲間達がガソリンエンジン車にハマる理由を・・・・
こんな感覚・・・・・こんな感覚を感じている同世代の女の子は、そうは居ないだろう。
心から楽しいと思える。 それを共感する仲間達とバカを言い合い 更に楽しむ。。
性別や世代、エリアを限定せず共感できる仲間が増える・・・・・。
・・・・・・そして、気になる存在 「蒼介」とも巡り合った。。。
・・・・・・そして今 ともに同じ空間に居る。
「蒼」の車の潜在能力を引き出し、こんな感覚を教えてくれた人。。。
蒼「 こういうのって・・・・いいね♪」
蒼介「ん?」
蒼介「ううん。なんでもない。 楽しいね♪ ってこと。」
ヴィッツはついに・・・・・岡山県に入り、岡山ICを降りる。
22時を過ぎていた。。。
蒼介「そろそろ着くね。」
蒼「 ・・・うん」
蒼「なんか・・・・もう少し一緒に・・・・ いやいや(汗) もう少し車運転したいな。。」
蒼介「やっぱ? でしょ! じゃあ ・・・このままナイトドライブ行こうよ♪」
蒼「やったー 行こう!行こーー!!」
長旅で疲れてるはずの二人だが、ガソリンエンジンの楽しさ、気持ちよさに
意気投合した・・・・
もう少し一緒に居たいから という本心をまだ言い出せない二人だったwww
蒼介「IC降りたら、岡山空港方面に行くとナイトドライブには最高の山道あるよ~」
蒼「それって・・・・暗くて怖い道??」
蒼介「ふふ そうかもね。」
蒼「でも 現在ハイテンション中につき大丈夫です!笑」
蒼介「強くなってるし 笑」
空港へ向かうワインディングロードに入り、軽快に走行していく。。。
しばらく走ると空港へ差し掛かる。 ココを通り過ぎると再びワインディングロードへ
空港から20分程走ったところに、真っ暗ではあるがちょっとした駐車スペースを見つけ
車を停車する。。。。
ここで、「蒼介」と「蒼」は時間を忘れ1時間程 会話を楽しんだ。
真っ暗な闇の中の車内・・・・・普通であれば、それなりの雰囲気になるだろう
しかし 二人は・・・・・・・・笑いまくりwww 楽しい1時間だった。
蒼介「そろそろ帰ろうか?」
蒼「そうだね。楽しかった~ あ そうだ ストラップ返さなきゃ! また忘れるところだった」
「蒼」はまだ持っていたのだ。もともと返すつもりでM.s本社まで追いかけて行ったのだ。
蒼介「それは・・・蒼ちゃんが持っててくれるかな。というより持ってて欲しいな。」
蒼「え うん 分かった♪ ちょっと嬉しいかも」
蒼介「なんで??」
蒼「なんでって・・・・たぶん持ってて欲しいって言ってくれたのと同じ理由だと思う・・・たぶんだけど。。。」
蒼介「なるほど! 嬉しいね♪」
蒼「ね♪」
その後、岡山での再会を約束し 二人はそれぞれ帰宅した。。。
週末になると二人は、逢うようになった。
とある人物から 1本の電話が「蒼介」に掛かってくるまでは。。。。。。
つづく。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
次回より、いよいよクライマックスへ向け物語は動き出す!
はずなんですけど(´・ω・) まだあんま考えてません・・・・・。