*自己責任で* フロントのみ。cx-8用キャリパー流用 OH(ブレクリ使用)→取り付けまで
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
文章主体となりますことお許しくだしぃ。
この整備方法は、エアツールなんぞ持ってないって人は良いかもしれません。
まずは、今回の必要工具類から。
①.ブレクリ840ml×?(清掃、ピストン分解用)1キャリパー1本くらいの感覚で買った方がいいです。
②.凍結浸透ルブ→KURE製。あったらすごい楽になるはず。
③焼き付き防止グリス→人によりけり。ナックルのボルトに塗布しました。
④.17/19mmメガネ→アストロ製。クソ長いやつ
⑤.12/14mmメガネ→同じくクソ長メガネ
⑥.インパクトドライバー→レンチじゃなくて、ドライバーで十分です。
⑦.インパクトドライバー用17mmソケット
⑧.ピストンツール→押し戻し用です。万力みたいなやつ。
⑨.M8ボルト(首下30mmくらい)→ローターがハブのとこで固着してると思いますので、ワンチャンに賭けず買って下さい。
⑩.シールキット→ヤフショで売ってました。純正品です。
11.CX8用ローター、パッド。
12.シリコン系グリス→スライドピン用
13.ブレーキフルード1L
14.トルクレンチ→トルクレンチ用の17mmソケットもお忘れなく。
2
まずはキャリパーOHから。
1.キャリパーを2分割します。(スライドピンが露出する状態。
2.赤丸のブレーキラインを外します。頭12mmのボルトで止まってます。
3.下準備①
・一度、キャリパー内のブレーキフルードを抜きます。(中古品の場合おそらく入ってます。)
・抜いた後、ブレクリのノズルにビニテを巻きます。ビニテにテンションをしっかりかけて、スカスカじゃなく、ねじ込む感じになるくらい。
4.下準備②
ビニテを巻いたノズルをブレーキラインのネジ部(メス側)にねじ込みます。
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ここまでで、キャリパーは写真の様に、スライドピンが露出した感じになっているはずです。
5.下準備③
・赤部分にウエス等をしっかり敷きます。
*固着している場合はとんでもない勢いで出てきます。
写真は、ウエスを敷かずにやった結果です。
ピストン欠けてますよね。キャリパーまた一個買い直しになりました。
6.ピストン取り出し①
そして、ねじ込んだノズルからブレクリ噴射します。
7.ピストン取り出し②*要注意*
噴射していると、片側のピストンだけが取り出せると思います。
ガチでシャンパンのコルク以上の勢いで出て来ました。超危険です。
8.ピストン取り出し③
・片方のピストンを取り出せたら、ダストブーツを外しておき、もう一度キャリパーに入れます。(軽く入れるだけでいいです。)
・入れた後、ピストンツールで押さえておきます。
9.ピストン取り出し④
もう片方のピストン同様に取り出します。
10.ダストブーツ、オイルシール交換
・ピストンのダストブーツ、キャリパー内部のオイルシールを 交換。
→付属のラバーグリスをしっかり塗っておきます。
11.ダストブーツはめ込み時
・ダストブーツは、ピストンの溝がない側につけておき、キャリパーの溝にかませ、キャリパーの後ろから前へ、徐々にはめ込んでいくと意外と出来ます。
・ダストブーツがしっかりハマった後、ピストン挿入。
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12.キャリパーのブーツ類交換
・キャリパーの外した側のゴム類も交換します。
→キャリパーを貫通する感じで付いているゴムはどっちかを切断すると、取るのが楽です。
13.スライドピングリス塗布
・スライドピン、ピン挿入側にシリコングリスを塗っておきます。
→挿入側はシリコングリススプレーを使うと楽です。
14.組み付け
・キャリパーを元の形にし、パッドを付けます。
→忘れがちになりそうな、パッドに付いていた、パッドのガイドピン?的なのもお忘れなく。
・パッドには、ディグセル付属の銅色グリスを塗っておきました。
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それでは、キャリパー、ローターの交換と行きます。
15.キャリパー外し①
・ジャッキアップ、タイヤ外し後、キャリパー内側に、頭が17mmのボルトが2本付いています。
→ボルトはそのまま使います。
・そのボルトに凍結浸透ルブを吹き付け、17mmクソ長メガネで外します。
16.キャリパー外し②
*キャリパーを外す際、ブレーキホースはまだ外さずにやりました。自分はそうしましたが、そこはお任せします。
・キャリパーを預けておき、ブラケットボルトに、焼き付き防止グリスを塗布。
17.ローター外し①
*案の定、ハブの錆びによる固着により、トンカチで叩こうが、取れませんでした。
・赤丸の様にボルトを入れる穴があります。ここにM8のボルトを締め込んで行き、外します。
18.ローター外し②
・ローターを外したら新品と交換。
→取り付けてもグラグラすると思いますが、それで大丈夫です。
・キャリパー取り付けのために、ホイールのナットで固定しておきます。
19.キャリパー交換①
・ローターを固定後、旧キャリパーから、ブレーキホースを外します。
→こちらも頭12mmでした
・「先にキャリパーを取り付けてから」、ブレーキホースを取り付けます。
→ブレーキホースの銅色のガスケットもお忘れなく。
20.キャリパー交換②
・インパクトで一回ガッというまで締め、トルクレンチで本締め。
→キャリパーはcx-8基準のの締め付けトルク、130Nmで締めました。
・取り付け後、エア抜きをしておきます。
→エア抜きに夢中になって、リザーブタンクを空にしない様にお気をつけを。
☆片側終了☆
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21.片側
・もう片側も先程と同様の手順で行います。
お疲れ様でした。
念の為、あくまで、YouTube等を参考にした、DIY作業です。
キャリパー塗装とかはあまり関心がないので今回は実施していません。
最後に費用ですが、
・キャリパー→約70.000円
・ブレクリ840ml→計1.000円くらい
・凍結ルブ→1.100円くらい
・アストロクソ長メガネ17mm→約3.000円
・同社製メガネ12mm→約2.500円
・焼き付き防止グリス→3.500円
・インパクトドライバー→15.000円
・インパクト用17mmソケット→2.000円
・ピストンツール→3.000円
・M8ボルト→60円
・シールキット→10.000円
・シリコングリス→4.500円(高すぎ)
・ローター→15.000円
・パッド→11.500円
・フルード(カストロール製dot4)→4.000円
計:150.000円
結構かかりましたね。お金も時間も。
ですけど、1300kgの車に
1800kgの車を止める用のブレーキが付いたわけなので、もちろんよく止まります。
費用対効果はかなり良いと思います。
長々と、お読みいただきありがとうございました。
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