カーボン除去・新要領案（燃焼室＆排気経路＆ピストン）

燃焼室＆排気経路＆ピストンの
カーボン（＆デポジット）除去・新要領


機関快調維持に カーボン除去が必要なのは
ROVER-K・VHPDの 特性？　さて？

ピストンリングとピストンヘッドの
カーボン除去の方法は、
今までの手順で効果は充分。

しかし、
開頭メンテの際に現れたのは……
シリンダーヘッド側と排気経路に
堆積したカーボンに対しては、
従来の除去方法では、不十分の結果。

https://www.youtube.com/watch?v=xf_BBpAmA3A

で、対処……
次回からは、追加の除去手順として、
新規ツール「 逆噴射掃気ノズル 」を
用いた掃気で、カーボン除去を行う予定。

逆噴射掃気ノズルは、
シリンダーヘッドの燃焼室面の方向
（上方向）に混合液や高圧エアを噴射。

更に……
今までは、カーボン溶解剤として、
エンジンクリーナー(ＥＣ)のみ使用だったが、
ＥＣに加える「強溶解剤」として、
「PEA＝ポリエーテルアミン」を混合し、
これを燃焼室＆排気経路＆ピストンに塗布、
12時間程・その塗布状態を維持の後に、
洗浄のためエンジンクリーナーを注入し、
高圧エア掃気にて排気ポートへ、カーボン等
が溶け込んだ混合液を掃気排出。
（最後に手動でピストン作動前に、エンジン
オイルを注入・浸透させ → 掃気排出は必要）

PEA＝ポリエーテルアミンは、コスパ優良の
「AZ・FCR-062」を使用。

従来のエンジンクリーナーのみで
従来の直下噴射掃気ノズルを使用した
従来のカーボン除去の方法に対して、
新たな除去方法の効果の程は？　さて？

９月の涼しい朝に、
新方法のカーボン除去と
エンジンオイル交換の作業を……。

最悪の状態を 避けるべきは、
高回転・高出力時・機関高加熱時に……
排気バルブに堆積したカーボン・デポジが
起因となり、過剰加熱のためバルブ溶損・
欠け孔発生、で 猿人故障。

フェラーリ・エンジン不調 348 の事例……
http://blog.livedoor.jp/prize_east/archives/65897350.html