エンジンオイル漏れ……ボルト締結不良
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
ボルト1本の締め付け不良が原因で、
エンジオイル漏れが発生。
オイルクーラーハウジングからの漏れ出し、
改修に手間と時間を要し、撃沈・凹
2
■オイルクーラー改修・前の作業 #1/2
車輪をスロープ乗せ(簡単そうで面倒)
→ 車輛ジャッキ上げ → スタンド乗せ
バッテリーターミナル・接続切り離し
エアフィルター・エンジンカバー・取外し
エンジン下・アンダーパネル・取外し
冷却水・全量排出
冷却水・ホース・取外し
更に……
3
■オイルクーラー改修・前の作業 #2/2
ラジエター・ファン&シュラウド取外し
ファンベルト・取外し
テンショナー&アイドラープーリー・取外し
エアーポンプ・取外し
サーモスタット・取外し
オイルフィルター底部・溜り油吸引
を終えて、本作業へ……
4
本作業……
オイル漏れ発生のオイルクーラーを取外し
不具合の状況確認
5
オイルクーラーはハウジングを介して、
6本のボルトでエンジンに固設されている
このハウジングのボルトの1本だけが
締結されておらず、
レンチ不要、手で回る程に緩んでいた
そのボルト孔からオイル漏れが発生
……矢印の部分より漏れ出し
真っ黒!な汚れ ← 超長期間に微量流出 →
それが直近で漏れ量が増加 → 地面に痕跡
→ 不具合露見、と推考
6
ボルト孔からのオイル漏れ発生箇所・
拡大画像、黒い部分はオイルで汚損
6本のボルトは25Nmで締結との事
5本のボルトはガッチリと締め付けられて
いたが、
1本のボルトの緩み箇所でオイル漏れ発生
このボルト孔のみがオイルでベトベト状態
車齢19年だが、走行距離は6万km台
小さなボルトで、相手は鋳造アルミで、
トルク25Nm締結 → Max近い締結度、
そして経年でボルト1本だけが緩むのか?
組み立て工程での ボルトの締結不良?
MB社、何処の独逸(誰)が 組付けたのか?
独逸の手抜き・品質不良……日本車万歳?
世の中、千変万化? → 改修・改修
7
オイルクーラーハウジング取り付け面側
オイル漏れが生じたボルト孔の付近の
ガスケットの状態確認……
ガスケットに亀裂や欠損は無かった
が、矢印の辺りからリークしている
ちなみに
上部の黒いキャップを外すと中に、
エンジンオイル・オイルフィルターが
内蔵されている
8
このハウジングを介して
「エンジンオイル」は「冷却水」により
冷やされる……各々の流路
問題はガスケットらの漏れが
「エンジンオイル」と「冷却水」の
「流路間でリーク」した場合 →
OILにLLCが混流となり →
使用不可・双方全取替えとなる
↑ この不具合に気付かない場合 →
たかが「漏れ」、駄菓子歌詞
最悪のトラブルは 猿人故障!
9
事前手配していたガスケット2点
ELRING社の製品
ハウジング側用(左)と、
クーラー側用(右)
10
ハウジング側ガスケツト交換
ボルト1本が緩んでいなければ、
これらの作業は不要だった・凹
組付けの際には、全ボルトに、
「耐油面性」を優先にて →
LOCTITE・263-10・ネジ緩み止め剤を
タップリ塗布して、規定トルクで締結!!
11
クーラー側のガスケット新旧
クーラー側からのオイル漏れは無し
12
クーラー側のガスケットも入手済みなので
念のため予防交換
13
本作業のついでに……
ハウジング下部のオイルと冷却水の排出蓋
からの漏れを念のため防止・予防メンテ →
耐油・液体ガスケット硬化型を塗布、及び
排出蓋・固設強化DIYパッキンを取り付け
→ 単ボルトで固設
14
本作業終了後、更に……
オイル汚損部・洗浄等の作業
取外した部品等の組付け・各機能復元の作業
使用した工具・用品類の片づけ作業
ボルト1本の締結不良のため、
超のんびり作業だが、撃沈の2日間・凹
……マイリマシタ。 <(_ _*)>
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