
昨日少し報告させていただいた内容を少~しだけ詳しくご報告させていただきます。
6時15分東名高速上り上郷S.Aに集合
チーフメカニック(?)兼ドライバーのA氏が先に着いていて、眠そうに目をこすりながら朝食を取っていました。
この状況からの整備を夜中にやっていたらしいです。。。
もちろん何の手伝いもしないで熟睡していた僕は何時までやっていたかなんて聞きませんw
えっ?お前はやらなくて良いのか?って???良いんですwww邪魔になるだけですから(笑)
そんな感じで居眠り運転しながら(コラッ)会場である西浦サーキットに着くと、最終戦で気合が入っているのかドコのチームも早いはやい…
レースで負けても準備は負けれないと思い急いで準備をし約5分で準備完了(笑)
9時より練習走行&タイムアタック予選です。
予選アタッカーは…そうです僕です♪
しかし走り始めてすぐに異変が…、エンジンの吹け上がりが遅い…。
もちろんタイムも上がらず、予選結果はクラス6位でした。。。
この時、僕の脳裏にはシリーズ優勝は崩れ始めていました…
9列目からの巻き返しを誓いながら、落ち込んでいる間もなく決勝スタート!
しかしその誓いとは裏腹に前車に引っかかってしまい、とんでも無いことが待っていました…
あえてゼッケンだけは出しますが21号車に計14周も引っかかってしまいました。
この21号車ターボクラスの車なのでストレートとコーナーの立ち上がりが速いんです!
明らかにこちらの方が速いラップをしているのですが、コーナーで抜いてもストレートで抜き返されそして執拗なまでのブロッキング…
その21号車に引っかかっている僕の後ろには99号車のモノコックボディーミュートゥデイが、ペースを上げれないでいる僕をベタ付けで周回を重ねていました。
(この99号車は2戦目3戦目と連続優勝していて4戦目は不運なトラブルでノーポイントでしたが、十分にシリーズ優勝できる位置につけています)
僕は99号車をブロックしながら21号車を抜こうと頑張っていた14周目…
第2ヘアピンで21号車がアウトに膨らんだすきにイン側にノーズを入れた瞬間21号車がかぶせてきて21号車のどてっ腹にドカン!そして勢い余ってスピンしている21号車の左リアに左フロントが乗ってしまい危うく横転するところでした。
※誰もが、『えっ!この位置から21号車がかぶせてきたのか』っていう決定的写真画像を手に入れました。ドライバーも完全に横を見てこちらを確認している様子も分かります。しかしコレは封印させていただきます。。。。
何とか車は動いたので、無線でピットに状況を伝えながらピットに戻ると…ニコニコしながらチームメイトのみんなが手招きしています。。
『おいおい、無線聞いてなかったのか』と少し怒りながら車を降り、クラッシュ痕を指差すとようやくチームメイトの顔が変わりましたwww
修復しながら話を聞くと、第1ヘアピンでコースアウト車両がいて、ピット側からは『赤旗が出そうだからピットに戻れ』という指示で無線が重なっていたようです。
だから良いタイミングでピットインしてきたとニコニコしていたそうです。。。
しかしこの時もっと重大なことが起きていました。。。。
クラッシュしたところを修復していたら、アナウンスで「第2ヘアピンで車両火災」と…
僕と接触した21号車が火災を起こしたのかとあせってピットウォールに駆け寄りました。
しかし僕と接触した21号車は赤旗中断でホームストレートで隊列を組んでる列の先頭にいます。
あれっ?と思い第2ヘアピンに目をやると…僕の後ろを走っていた99号車が燃えているではありませんか!!!
99号車に接触痕は見られなかったので、たぶん単独での火災とは思いますが、まだ理由原因を知りません…
何とか修復作業を終えドライバーをA氏に交代し、ロスなく赤旗中断後コース復帰できました。
走り始めてすぐにA氏から『何かエンジンの調子がおかしい!SATORUがぶつかったせいじゃないのか!』って無線が入りました。
予選から不調を訴えていた僕は『僕がぶつかったせいではなく、A氏が深夜までやっていた整備がわ…(ry』と思ったとか思って無いとか。。。。
そんなこんなで2時間経過し再度僕にドライバー交代しました。
この時点でクラス4~5位の掲示
しかし他より義務ピットを多く消化しているので実質3位か4位くらいだったと思います。
さすが安定感だけで1戦~4戦を戦ってきているだけあって、エンジン不調でも好位置につけていると自画自賛していました(笑)
まぁこのまま走りきれば何とかシリーズ優勝が見えてくると思っていた矢先、その時点でクラス1位と2位を走っていた50号車と23号車が1コーナーで接触!!!!
赤旗が出されて車両回収中ホームストレートに並びながらピットと無線のやり取りをしました。
この時点でチェッカーまで残り約10分程だったと思います。
『1位と2位が順位を後退させれば、うちが1位か2位じゃないの???』
『でもラップタイムのベストが他より1秒以上遅いから1位はありえないんじゃないの???』
結局車両回収に手間取り、赤旗解除されSCが入り1周でチェッカーを受けました。。。
そんなこんなで再車検を受け合格したので上位入賞は間違いなかったのですが、結果はクラス優勝しました。
自分達も『え~~~~~っ!』って感じです。
うちよりベストラップが速い車だけを分析してみると、10号車と23号車、50号車、99号車が赤旗要因になり順位後退やリタイヤ…
127号車は赤旗が出た時に義務ピット消化しようとしたけど義務ピットを認められずピットミス…。Kさ~ん、完全なピットミスですよwww
36号車に対しては、1回目の赤旗が出された時にロスなく4分の義務ピットを消化できた分アドバンテージができたこと。コレは僕がクラッシュしたおかげですwww
そして、4戦を終えた時点でポイントリーダーだったうちがそのままシリーズクラス優勝となりました。
この最終戦、僕にとっては何だかスッキリしないものになりました。
もっとスッキリ勝っての優勝なら良かったのですが、上位車両のクラッシュやコースアウト…
もっとも気になるのは99号車の火災炎上… 99号車には来年何とか復帰してもらいたいです。
しかしその逆に良かったこともありました。
今年からこの東海シリーズに参加させていただいたので、なかなか他のチームに接しにくかったのですが、最終戦ということも手伝ってか新参チームのうちに多くのチームの方がフレンドリーに接してきてくれました。
また来年どのようにレギュレーションが変わるか分かりませんが、参加しようと思っていますのでこの場をお借りして
『よろしくお願いします』
そしてそして…応援していただいた方々、お手伝いしてくれた方々、スポンサー企業の方々、A氏へ…
『ありがとう!!!』
年明けはトゥデイを直して(A氏が…w)、どうやら開催されるみたいなFSWのK4GPから始動します。
そういえば…ぶつかった衝撃のせいか膝の痛みがひどくなってる…^^;