渡辺陽一郎が語る、現行車「激賞」エンジン

自動車ライター、渡辺陽一郎氏が語る。

現行車の「激賞」エンジン

ホンダ フィット

L15Z
1.5L直4DOHC
最高出力∶118ps/6600rpm
最大トルク∶14.5kgm/4300rpm

「上質で吹き上がりも活発」

　フィットの1.5Lノーマルガソリンエンジンは、地味な存在だが試乗して感心した。

コンパクトカーには1〜1.3Lエンジンも多いが、フィットは1.5Lだから、実用回転域の駆動力に余裕がある。

高回転域の吹き上がりも活発て、FFの車両重量は、1100kg前後と軽いため、スポーティーな走りもあじわえる。

また最近のコンパクトカーには3気筒が増えたが、フィットは4気筒だからノイズの粗さも感じない。

以外に上質で気分よく運転できる。

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以上、driver誌 ７月号より。