フロントバンパーフェース取り外し

ディーラーでフロントバンパーフェース取り外しの整備手順コピーを貰ったので実施してみました。
GUインプレッサと共通手順とのことなので、インプレッサも同じ要領で外せると思います。

手順には無かったですが、フェンダーとヘッドライトの境目を養生します。特にヘッドライトは養生した方が良いです。

手順にはまずバッテリーのマイナス端子を外すよう指示がありましたが、私は外さずに実施しました。
電装系のハーネスもあるので万全を期すなら外した方が良いでしょう。外す際はバックアップ電源を忘れずに。

AWD車の場合、まずヘッドランプウォッシャーのカバーを取り外します。手で引き出せて、爪が1つ引っかかっているので外せば簡単に取れます。

ボンネットを開けて、バンパー上部のグリップ4つ、M6ボルト6つを外します。

バンパー下部に写真のようなグリップが10箇所あるので外します。上部についていたグリップと同じものです。

マイナスドライバーで回すような切り欠きのあるクリップもありますが、それはフォグランプガーニッシュを固定しているクリップなので外す必要はありません。

ホイールハウス内に先ほどのより小さいクリップが左右3つずつ付いているので外します。
年改A型のみさらに小さいクリップが3つずつ付いているそうなので外します。私は年改B型なのでありませんでした。

クリップを外したら、フェンダー側から手を掛けて思い切って引っ張り爪を外します。
フェンダー側からヘッドランプ下まで爪が嵌合しています。

これを左右とも外せばバンパーフェースの固定が外れます。

フェンダー側を少し上に持ち上げながら動かすことでバンパーフェースが外れます。いくつかハーネスが繋がっているのでまずは少しだけずらします。
上部助手席側にフロントカメラのハーネスがあるので（写真中央）、コネクタを外します。オーディオレスのフロントカメラ非搭載車の場合、これは無いと思います。

次に少しだけずらすと、左右それぞれのフォグランプの裏にフォグランプ用ハーネス（写真中央フォグランプ灯体裏）と、アイサイト用センサーのハーネス（写真中央左フォグランプ横にクリップで固定）が付いています。

フォグランプのハーネスは簡単に外せますが、センサーのハーネスが外しにくいです。ツマミを押し込んで爪を引き上げて外すのですが、押しにくい上に堅いです。さらにハーネスの長さに余裕が無く恐らくバンパーを保持したまま狭い隙間で外さなければなりません。ここが最大の山場です。

外したコネクタはフロントカメラ用1つ、フォグランプ左右1つずつ、アイサイトセンサー左右1つずつの計5つです。

これでバンパーが完全に独立したので外せます。
戻すときは逆順です。