メーカー/モデル名 | ヤマハ / YB-1 FOUR 5JE1 (2000年) |
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乗車人数 | 1人 |
使用目的 | レジャー |
乗車形式 | マイカー |
おすすめ度 |
5
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満足している点 |
オールドルックなスタイルに憧れて高校生の時にヤフオクにて35000円で購入しました。 純正エンジンの完成度がとても高く、50㏄のまま乗るならば同クラスの他の原付よりもストレスは少ないと思います。 スプロケット交換による二次減速比の変更と純正キャブレターの燃調をキチっと出すだけで、吸排気フル純正でも平地でメーター読み75km/hは余裕で出ます。(個人的にはドライブスプロケットを純正の11Tから13Tに変更するのがオススメです。) ハイギヤードに振った際も加速や登坂性能は一般的な4st50㏄スクーターには劣らないので、街乗りからロングツーリングまでこなすことが出来ます。 また燃費も良く、セッティング次第ですが50~70km/Lも走るのでツーリングの際には1回の給油で300km以上走ることもザラでした。 ブレーキ周辺やガスケット・シール類といった消耗品類は基本的に揃っており、タイヤやチューブはスーパーカブを始めとするビジネスバイクと同様のサイズなので入手性がよく価格もお手頃です。 前後のドラムブレーキ径は130mmと同クラスの原付よりもひと回り大きく、特にリアブレーキの制動力は十分です。(2stのYB-1やスーパーカブ50、ベンリィCD50等は110mm径。スーパーカブ90等が130mmで“デカドラム”等と呼ばれます。) 純正で大径のフリクションプレートが5枚と容量が大きな2次側クラッチを備えており、2本引きスロットルワイヤの強制開閉式キャブレターも相まって中々レスポンスが良いです。 また、シリンダーヘッドのインテークマニホールドとエキゾーストパイプフランジ部分の取り付けピッチがホンダ横型エンジンと同じなので、使用できるインマニやマフラーの選択肢は多いです。 2024年からは北米市場を中心に同系統のエンジンを積んだ兄弟機であるTT-R50Eが再販されたことから、エンジン周辺のアフターパーツの入手性が上がっています。 0.5mm刻みのオーバーサイズピストンも入手可能なので、ボアアップしたうえで原付二種としての登録も容易になっています。 |
不満な点 |
アフターパーツやカスタムパーツが非常に少ないです。 大幅なボアアップ等を考えるのであれば、既に生産終了しているボアアップキットが出てくるのを待つか、様々な純正パーツを加工した上で流用して組み合わせるなどの工夫が必要となります。 またエンジン内部のピストンピン径が12mmです。私はヤマハの横型50㏄とスズキの横型50㏄以外に4stで12mmのピストンピンのバイクを知りません。 カブやモンキー、ベンリィを始めとするホンダ横型エンジンも、ヤマハのタウンメイト50/80/90も、スズキのバーディー90もみんなピン径は13mmです。 ピストンの選択肢はほぼ皆無です。弄るべきエンジンでは無いと思います。 |
総評 |
4stモデルは純正の完成度が非常に高いので、買った状態で乗り続けたり、自分好みにドレスアップしながら乗るのが良いバイクだと思います。 燃費が良く消耗品が安く整備性も良いので、金銭的余裕のない学生さんが整備の勉強をしながら足として乗るにも向いていると思います。 何か余程理由がない限りはエンジン等を過度に弄るのには向かないバイクだと思います。 |
デザイン |
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純正のタンクデザインやメッキパーツの多さが魅力です。
ウインカーの形状だけは少し野暮ったいと思います。 |
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走行性能 |
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お世辞にもパワフルではありませんが、粘り強いのによく回るエンジンなので、特に平地や下りは気持ちよく走れます。
ビジネスバイクがベースで前後17インチなので旋回性も抜群です。 |
乗り心地 |
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YB-1純正シートで1日300km以上走っても意外と平気です。YB50シートは2時間も座っているとケツが割れます。
音量は純正吸排気の4stYBよりも静かなバイクはあるのか疑問に思うぐらい静かですが、回すと適度な音量で気持ちいい快音が響くので楽しく走れます。 ロングストロークエンジンでアイドリングを下げやすい事のも相まって、夜中に帰宅する際も近所迷惑にならず助かります。 |
積載性 |
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純正状態では積載性能は皆無ですが、YB-1純正キャリアの設定があることに加え、YB50等のシングルシートとキャリアを装着すれば積載性能はピカイチです。
また、プレスバックボーンフレーム内のスペースが広いので、大きなメガネレンチやタイヤレバーと新品チューブを突っ込むことが出来ます。 |
燃費 |
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最高です。
メーター読み60~75km/hの巡航スピードで、街乗りでも60km/L前後、ツーリング時には70km/Lを超えることもありました。 |
故障経験 |
キャブレターSJ詰まり、プラグやプラグキャップの劣化による始動不良 フロントフォークシール抜けによるオイル漏れ |
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