フォークオイル、ダストシール交換

フロントフォークのダストシールがヒビ割れているので交換ついでにオイルも交換していきます。オイル漏れは無いのでオイルシール交換は今回はパス。

工程は写真が多くなるで手順だけの記載にしておきます。

1.ブレーキホースをステムに固定してるボルトを外し、スタンドをかける

2.ブレーキキャリパーを外す

3.ホイールを外す

4.フェンダーを外す

5.ハンドルを外して、フォークトップキャップを少しだけ緩める　(ハンドルは抜け防止のCリングがあるので外してから作業する)

6.アッパーブラケットのフォーク固定ボルトを緩める

7.ステムのフォーク固定ボルトを緩めてフォークを下に抜き取る

フルカウル車なのに、カウルを外さずにフロントフォークを外せるのはありがたい！

トップキャップを外して内部パーツ取り出し。トップキャップ、カラー、ワッシャー、スプリングの順に入っています。
スプリングは巻きが多い方が下側

逆さにしてオイルを抜く。抜いたオイルは一度も交換されてなかった感じですな💦少し鉄粉も混ざった灰色のオイルが出てきました。次回はフルオーバーホール確定という事で今回は見なかった事に…やっちまえば良かった(T ^ T)

トップキャップのOリングも新品に交換

こちらが新品のダストシール、古いのを抜いて押し込むだけ。押し込みには柔らかい木材を使ってます

規定量が330ccなので、350ぐらい入れて数回ストロークさせてエアー抜きして、更に1時間放置しておきます。(この間にステム周りとかの清掃をしたり、チェーン交換をしてました)
放置後にゆっくりストロークさせて気泡が出ないの確認したので、油面を規定の150mmまで抜取り。
あとはスプリングやらを戻して、キャップを仮締めして車体に戻していきます

フォークオイルは純正から一つ硬くして、このオイルにしました。
なんでかって？サーキットメインだから少し硬くしておくかってだけの理由(⌒▽⌒)
あっ、あとは安かったから笑

便利な事にインナーチューブに合わせ位置の溝があるので、突き出しを計る必要はありませんでした

でも念の為にアクスルシャフトがスムーズ入るか確認してから、ステムのフォーク固定ボルトを本締め！
ここまでやれば、後はトップキャップは本締めしてアッパーブラケットのフォーク固定ボルトを本締めすれば取り付けは完了。
ハンドル、フェンダー、ホイール、ブレーキキャリパーを取り付けて終わりです

フロントフォーク締め付けトルク

ハンドルバー締め付けトルク、その他

ブレーキ周り締め付けトルク