• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2025年07月17日

ドラポジについて

ドラポジについて  よくイタリア車のドライビングポジションは「テナガザル」と揶揄される。ペダルに足を合わせて座ると、ハンドルが遠くなる傾向にあるためだ。近年は車体開発においてもグローバル化が当たり前になっているため、そういうイタリア車の個性も減ったが、15年前ぐらいのフィアットやアルファロメオまでは見られた特徴だ。昔のレーシングマシンのドラポジが背中を立ててハンドルにしがみつくようなものだったことや、全長が短い方が有利になるイタリアの道路事情に合わせた、着座位置の高いパッケージングなど、理由は色々想像できるが、確かな答えは持ち合わせていない。

 我がフェラーリ348も、よくできたポルシェなんかと比べると非常に「イタリアン」なドラポジだと思う。まずシートとフロアの段差がほぼなく、体育座りのような姿勢になる。そこから右足を真っ直ぐ伸ばした位置にブレーキペダルがあり、左足を伸ばすとホイールハウスがある。つまりペダルレイアウトが右にオフセットしており、オルガン式のアクセルペダルはセンターコンソールの裏に隠れている。やはりハンドルは乗員から遠く、クラッチペダルのストロークが深いため、シートは前に出す必要がある。そのため、膝でハンドルを挟むようなガニ股姿勢になる。背もたれも立てた方が、ノンパワステの重いハンドルは操作しやすい。

 書いていると特殊なポジションに思えてくるが、走り出すとすぐに慣れる。今まで乗ってきたバルケッタやアバルト595は、乗る度にポジションがしっくり来ず、ずっと調整を繰り返していたが、フェラーリ348の場合、一発決まればそこから調整はいらない。ただ、大きい靴だと左のつま先がステアリングシャフトに当たるため、クラッチを踏む時は足の位置を気にする。ヒール&トゥは比較的すぐに習得できる。なんだかんだ言っても、フェラーリはドライバーズカーなのだ。
ブログ一覧
Posted at 2025/07/17 08:00:25

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

関連記事

ようやく見つかったかな? ドライビ ...
悠太郎Mさん

ドライブポジション
kenken304さん

CX-60 リコール関連訂正
kontonさん

フェラーリクラッチ修理完了
ボルメックスさん

イタリアントリコロールカラーのフロ ...
LOCK音 by Craftsmanさん

この記事へのコメント

ユーザーの設定によりコメントできません。


プロフィール

 子供の頃、家にフィアット・プントがやってきてから、イタリア車に興味を持つようになった。最初はそのユニークなデザインや、ブランドの歴史に惹かれていった。学生時代...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

      1 2
3 4 5 6 7 8 9
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

フェラーリ 348 フェラーリ 348
 一人目の育児が落ち着き、今こそ、人生最大の夢を叶えるタイミングでは?と考えるようになっ ...
フィアット バルケッタ フィアット バルケッタ
 アバルトは元々、妻と一緒に運転できるように買った車だったが、結局妻は運転せず私の趣味車 ...
アルファロメオ 147 アルファロメオ 147
 アバルトをMTAからMTに載せ替えている数ヶ月間、代わりに乗る車として増車。カーセンサ ...
アバルト 595C (カブリオレ) アバルト 595C (カブリオレ)
 ケイマンは気に入っていたが、結婚を機にAT免許の妻でも運転できる小さい車に買い換えよう ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation