ふと独白

　久しぶりにYoutubeで「パリは燃えているか」を聴いてみた・・・これは映像の世紀という番組のテーマソングで此れを聴くと無償に考えに浸ってしまう・・・

　人は何故争うのか？？　多くの人が血を流し命を散らせ全ての物を灰にして学んだはずではないのだろうか・・・それでも繰り返す人は愚かなのだろうか？？　ヒトラー　スターリン　ルーズベルト　チャーチル　昭和天皇、彼等時の権力者達・・・民族　宗教　政治思想　経済格差　その他諸々のイデオロギーの違い幾多の理由はあるにせよ皆己の「正義」を信じてその道を進んだのだろう、それが「勝者」と「敗者」に別れようとも。

　「正義」と「悪」対義する二つの言葉・・・しかし自分に言わせれば「悪」は存在しない個々に違う「己の正義」が存在するのみであると思う。　大体先ほど書いた様に幾多の理由で大きく価値観がズレている中での「正義」は決して一致するはずが無いのである、　今「正義」と言われているのは勝者の論であって一方的に敗者は「悪」となる・・・

　自分掲げた「己の正義」の名の下数多くの人々の悲鳴　泣き声　うめき声　断末魔が世界中で飛び交ったことだろう多くの犠牲を払い勝者と敗者は決まる、その後勝者は敗者を「悪」と弾凶し敗者はそれを受け入れる他無いのである。

　しかし勝者同士でも争いが起こる、そうしてる内にいつの間にか勝者同士の２つの勢力により世界は2分された両者は互いを「悪」と罵り合い睨み合いを続け一部の地域で「代理戦争」を繰り広げたその度に各種イデオロギーにかりたたれた民族や民衆は同胞同士で故郷を舞台とした悲惨な戦いを繰り広げる。

　正に滑稽な世界である、そんな中でも平和を叫ぶ声は絶えない・・・だが行き過ぎた平和は新たなる争いの火種となるのは明白であり結局争いは絶えない・・・　妬みに憎しみその身を喰い合い混沌として滑稽な世界は今日も回る、明日も世界の何処かで混沌が渦巻いているのだろう・・・


こんな事を考える自分は少々？？いやかなり病んでるのかもしれません（汗）