久々にDVDでも・・・・

　久方ぶりにツタヤでDVDでも、借りたのは「ワンス・アンド・フォーエバー」メル・ギブソン主演でベトナム戦争初期のイア・ドラン渓谷の戦いを描いた作品です。

　まぁハル・ムーア中佐（メル・ギブソン）率いる騎兵第７連隊第１大隊の３９５名はベトナム中央高地のイア・ドラン渓谷に敵殲滅のためヘリにて降下するもそこに待ち受けていたのは北ベトナム正規軍約４０００名の大軍、即座に包囲され絶望的な戦いを強いられます。

　此の映画の個人的見所は航空機による支援攻撃シーンです、特にAー１スカイレーダー攻撃機の爆撃シーンは圧巻です。　しかしあの状況下での勝利は一重にあの圧倒的な航空支援及びに砲撃支援のたまものです、あれがなければ早々に全滅していたことでしょう。

　戦争とは一体なんなのか？？　主義　正義　大義　そんなモノは戦っている兵士達にとっては意味をなさない・・・　昼夜を問わず響き渡る銃声　砲爆撃音　敵味方の悲鳴・・・・　硝煙と土埃、そして焼けた肉のにおいや血のにおい・・・・　そこに広がる生き地獄、ある者は家族を思い、ある者は戦友を思い・・・・　死んで行く兵士に敵味方等関係はない、そこでは士官も一兵卒も平等に死が訪れる。　その憎悪と憎しみが複雑に絡み合い大地を赤く染め上げる・・・・　人間の誕生と共に繰り返される過ち学びながらも繰り返される悲劇・・・・　けして無くなる事がないのならせめてこの一時のかりそめの平和を謳歌させてはくれないか・・・・　多くの議背の前になりたっている今・・・・　この状況が一変したとき自分は如何なる判断と行動をとるのかそれはまだ解らない。