角界の一連の騒動への思い

　最近になり巷を賑わせる角界の「八百長問題」、まぁ小学生の頃より地元のわんぱく相撲に始まり高校３年間の大半を返上した「相撲」というスポーツの一大異変・・・・・

　まぁ・・・・正直「あぁやっぱりな」という気持ち・・・・・　特に高校３年間であるが深く相撲という世界に短いながらも身を置いた、その時感じ取った「伝統」や「精神論」等の余りにも硬直しきった体制、裏で動く「何か」を少なからず感じ取る事も出来た。

　その３年間の間にある意味本当に「色々」な事を学ばせてもらった・・・・・　まぁその中で「非情」にそして「忠実」にその教えを受け入れる事の出来なかった。　何時も先生の言葉には「疑心暗鬼」だった、毎日部員同士で「今日も無事に家に帰れる」と苦笑しながら過ごした日々・・・・

　やはり「国技」という重責なのか他の「スポーツ」とは明らかに違った一つ独立した「世界観」そんな「世界」の中で押さえ込まれた力士方や「伝統」に縛られた御偉方・・・・・　いま始まったことでは無い事は確かだがある意味「仕方が無い」といった感が一個人的な感想です。

　確かに多くの相撲ファンにとっては非情にショッキングかつ「怒り」を覚える事件だったでしょう。　しかし短いながらも「相撲」に関わった人として「仕方ない」と思ってしまうんです。　

　だからといって擁護するわけではありません、もはや今の「相撲業界」には心底期待は全くしていません、関わったものだからこそ深くそう思うんです。　だからこそ「今」が本当の意味で「変革」の時だと思う、今のままいけば遠からず無くなってしまうでしょう、別に無くなったからといって自分は嘆かないでしょう、「あぁ結局その程度だったのか」位にしか思わないでしょう・・・・・

　此れからの行動次第で「相撲業界」の存続がきまるのではないか？？？　もし将来自分の子供に「昔何かスポーツしてたの？？？」と訊かれ「相撲やっていたんだよ」と胸を張って言える未来であることを・・・・