白チンクと水色チンク

あるところに白いチンクちゃんがいました。


その日、白いチンクちゃんは
鏡に映る導きの灯を探して
とある山の中へとやってきました。



バキバキと音をたてながら
導きの灯をなんとか見つけ、
我が物としたのち


ついでということもあり
音も少ししゃきっとさせたところ・・・

ある出来事が起こりました。



白いチンクちゃんには
黒いジャバラが付いていたのです。




白いチンクちゃんは、
そのジャバラを
つい外してしまったのです。



すると、どうでしょう。



水色チンクの精が現れ
白いチンクちゃんに言いました。




「おまえの外したジャバラは・・・

この黒いジャバラかい？
それとも、この銀のジャバラ？」


正直者の白いチンクちゃんは言いました。

「黒いジャバラです」


すると、水色チンクの精は言いました。

「おまえは正直者だねぇ。
正直者のおまえにはこの銀のジャバラをあげよう。」


・・・と言うことで、
白いチンクちゃんには
銀のジャバラが付いたそうです。



めでたしめでたし。


※この物語はフィクションです