６NATIONS（欧州6カ国対抗戦）

先週の土曜日に今年の全ての試合が終わりました。
第四節の　ウェールズ VS　アイルランド戦でウェールズが勝って三つ巴の優勝争いになって第五節が楽しみやなぁ～と思ってたんですが案の定オモシロかったです。

何がオモシロかったって・・・
上位３チームの勝利数が３勝で並んだ状態で、全てが優勝と関係ない別のチームとの対戦、最終節（５節）では３チーム共に勝利は必須で多く得点をして得失点差で優勝が決まるので、より多くの得点を重ねたいはず。負けると思われるチームにも国の威信を背負って立つ気持ちがあるのでなので点の取り合いの試合になるだろうなぁ～との予想通りでした。





以下が最終節（５節）の結果。
イタリア　20-61　ウェールズ
スコットランド　10-40　アイルランド
イングランド　55-35　フランス

このレベルの試合で両チームで５０点以上取り合うなんてなかなかないです。イングランド　VS　フランス戦は９０点も入ったんですから凄いです。この３試合トライ連続でラグビーに興味のない人が見ててもオモシロい試合だったと思います。（J SPORTSで再放送されると思います）

で、結果はアイルランドの優勝となった訳ですが、今年はラグビーワールドカップの年。それもイングランド開催です。イングランドは、この優勝を持ってワールドカップに挑みたかっただろうし、そのチャンスは充分にあったはず。ノーサイドの笛が鳴って勝ったはずのイングランドメンバーの落胆ぶりは凄かったです。気合を入れなおして１０月に決勝の舞台で我がABと会いましょう。

各チーム総括。
アイルランド・・・英雄ブライアン・オドリスコルが引退して今年も優勝とは立派です。でも、イングランドとの差は決定的ではないと思います。
イングランド・・・一時のフォワードでゴリゴリ。そしてPGで点を重ねるスタイルからバックスで点を取るスタイルへ若返って勢いもイイ感じ。RWC自国優勝もあり得る。
ウェールズ・・・シックスネーションズでグランドスラムを果たした強さに少し陰りを感じけど欧州で一番好きなチーム。全員ラグビーの復活を期待。
フランス・・・どうでもいいです。ABの邪魔だけせんといて。
イタリア・・・永遠の上り調子。（気分屋チーム）ココもあんまり興味なし。
スコットランド・・・何かスタイルが変わった感じ。今回は最下位に沈んだけどマンネン最下位に逆転負けを許したのを教訓に頑張って欲しいです。

ベストゲーム。
第三節のアイルランド　VS　イングランド戦。
両国の歴史を含めて見応えのある試合やったし観客のラグビーを見る雰囲気も大切と思わせる試合でした。