沢村賞と新人王

今年の沢村賞は山本由伸投手で問題無いだろう。
25登板、10完投、15勝、勝率6割以上、200イニング、150三振、防御率2.5以下の中で5項目達成。
26先発6完投18勝7割以上の勝率(.783)、193イニング、206三振、1.39の防御率は圧倒的で他の追随を許さないので、分業制度が確立した現在では6完投は立派なので間違え無い。

問題はセ・リーグの新人王である。
牧が.314、22ホームラン、71打点なら過去を見ても長嶋さんの.305、29ホームラン、92打点の２冠王や、.304、31ホームラン、78打点の清原選手、石毛選手.311、21ホームラン、55打点と遜色無い立派な圧倒的成績。
しかし広島の防御率0.72、35セーブの栗原投手の0.点台の防御率はあの大魔神佐々木投手MVP並みの記録をどう判断するのか。
恐らく栗原投手になると思われる。
２人選ぶ事があれば良いが牧選手は特別表彰になると思われる。
沢村賞で２人選考も有るからのだから是非２人にあげて欲しい。
チャンスは一度だけなのだから。

かつて15勝で阿波野投手が取った時に西崎投手と２人15勝とか、.298の佐々木信也氏と21勝、1.06防御率(未だにパ・リーグ記録)の稲尾さん、３割の高橋由伸選手、坪井選手と9勝18セーブの小林投手、14勝の川上憲伸で川上憲伸選手が選ばれたが高橋由伸選手が妥当と思う、二岡選手.289、18ホームランに対して20勝、防御率勝率三振で4冠の上原浩治選手が新人王なら納得、13勝菅野、10勝藤浪が2人いたが16勝の違う選手が新人王とかあった。
あの江夏豊さんが12勝215三振ながら武上選手.299に負けた、など新人王選出で拮抗した年は有った。
今年のセ・リーグ新人王は２人にあげてくれないものか。