2008年11月22日
削除したい言葉・・・
30歳の頃、結婚することになって初めて嫁の父に会いました。
(実は付き合っている時は一度も挨拶に行ったことがない不届き者でして…)
嫁の実家へ車で向かう最中、何て挨拶しよう、何て言うかとかなり緊張。
緊張が高まる中、嫁の実家へ到着し、お義父さんと初対面。
お義父さんの印象は真面目&寡黙な感じです。
挨拶の後、会社や仕事の話をしますが、なかなか会話が弾みません。
義父「どんな仕事かね?」
自分「・・という仕事です」
義父「会社はどうなんだね」
と、質問に答えても答えから次の会話に発展しないんです。
極度の緊張もあり「早く帰りたい」と心の中で思いながらも会話は淡々と続きます。
義父「趣味は何だね?」
自分「はい。ウィンドサーフィンをかれこれ十何年やっております」
義父「ほぉ~。ウィンドサーフィンは楽しいのかね??」
キタァ━(゚∀゚)━!!!さっきまでと雰囲気が違います。興味を示して頂けたようです♪
「そうか、そのうち一緒に海でも行くか?」みたいな歳の差を越えた友情も芽生えるかも♪
ここぞとばかりにウィンドサーフィンの楽しさ、素晴らしさを説明して差し上げました。
が、しかし。説明が終わると渋い表情で一言。
義父「ま、今後は家族になる訳だから、危険な事はできるだけ避けてくれたまえ」
(゚Д゚|||)え?ちょっと・・?ええええ~???
さっきの前のめりの姿勢は何だったんデスカ??動揺している自分にさらに続けて
義父「他には趣味はないのかね?」
あっさりウィンドサーフィンは撃沈。この流れで「ぼく、波乗りもずっとやっています」とは
もう言えません。何かないのか、何があった、おい自分!考えるんだ!!
↓その時の頭の中↓
パチンコ・・いかんいかんギャンブルは大嫌いだと事前に聞いていた
パチスロ・・同じく危険極まりない。却下だ。
ビリヤード・・「毎晩ビリヤードに行ってまして」・・いや、どう考えても駄目だろ
麻雀・・ありえない。そのまま追い出されそうだ・・・
クルマ・・「昔は峠を攻めてまして・・」・・ますますありえん。
いかん。これじゃどう見てもご気楽なアホな奴にしか思われん。
もうちょっと知性を感じさせるような趣味なかったのか!!
何かお義父さんに喜ばれそうな趣味を披露して好感度を上げなければっ!
義父「どうしたんだね?他にはないのかね?」
そして記憶は現在からどんどん過去にさかのぼって行き・・・
おお、あったじゃん♪思い出したぁ ノ(´д`*)
自分「はい。切手収集をたしなんでおります」
義父 ブホッ
嫁 ブハッ
自分 ブヘッ
何を口走ってしまったのでしょう。
つい遡り過ぎて小学生まで戻ってしまいました(;一_一)
できるならセリフ削除したいです。
そのあと帰りの車の中で嫁にさんざん
「切手見せてみろ」「そんな趣味初耳だ」「ありえない」「切手収集が知的な趣味だと思ってる時点でアホだ」と爆笑されまくりでした。
まぁ・・咄嗟にもっとさかのぼって「牛乳瓶のふた集めていました♪」とか「酒ぶた集めていました♪」とかが出なくて良かったかも。
ちなみに好感度は上がったのか下がったのか未だに謎です(笑)
ブログ一覧 |
その他 | 日記
Posted at
2008/11/22 20:07:33
タグ