寝ても覚めてもお兄ちゃんとあのお姉ちゃん、お兄ちゃんとお姉ちゃんのあの幸せそうな顔が出てくる…お母さんとお父さんの写真と同じ感じ。――壊れちゃえばいいのに本当はそう思ってた私だけのお兄ちゃん。とられたくなくて。でもクロお兄ちゃんとは「シロお兄ちゃん幸せになればいいねっ」強がってばかりだった。そしてクリスマスがきた。ケーキにはたこやk(ryみたいのがのっかってました。でもお父さんとシロお兄ちゃんは帰ってこなくて…「んもう…せっかくのクリスマスなのに…お父さんとシロったら。ゆずめとクロは先に食べちゃって」お母さんはクロお兄ちゃんと私のために言ってくれた。「じゃあゆずめ食べよう!」 一生懸命クロお兄ちゃんが空気を変えようとしてくれたのに「いらないっ!全部いらないっ!すぐ怒るお父さんも、強がってるお母さんも、無理矢理頑張るクロお兄ちゃんも、今のシロお兄ちゃんなんかだいっきらい!!」泣かなかった。けど、お母さんとクロお兄ちゃん困らせちゃった。その時シロお兄ちゃん帰ってきたんだけど、あの時のお姉さんがお兄ちゃんの横にいた。「お邪魔します…。あれ?妹さん!?…」「うん。…ゆずめ、挨拶して」私は無視して部屋に入った。「ごめん…;ゆずめ恥ずかしかったみたい;」「いいよ~^^?そうゆうお年頃だよ~」「ありがと///w」照れてるお兄ちゃんと可愛らしいお姉さんの声。お母さんとクロお兄ちゃん、そのあとやっと帰ってきたお父さん…皆の笑い声がする。…私なんかいなくたって大丈夫なんだね…むしろ…いないほうがいいのかな現実なんかいらないその時、私の目に入ったのは部屋にあったスーファミ。たまたま刺さっていたカセットをやりだした。そこからゲームヲタの道に…wその日は知らないうちに寝てた起きたらプレゼントが横にあった中にはオルゴールが入ってたけど私は一度も鳴らさずに捨てたサンタクロースなんてそんな夢はもうないから次の日、やかんの音で起きた「ゆずめおはよう!」クロお兄ちゃんが起こしてくれた「昨日は…ごめ「気にしてないよっ!一緒にケーキ食べよう^^あとカップ麺しかないけどさ;」「…ありがとう。」「ゆずめのケーキ、ちゃんと残したんだぞ?」「べつによかったのに…」「シロお兄ちゃんちゃんと残してって騒いでたんだからなw」私のクリスマス。クロお兄ちゃんに救われました;ω;カップ麺とケーキw私にとって今でもごちそう。