先日行われたエイトリアンカップSpringのデータを加えて、今現在主流としているタイヤに絞って、銘柄毎タイヤ幅別の分析をしてみました。
分析したタイヤの銘柄は、AD08、R1R、RS Sports、R-S3、V700、Z1star、595RS-Rの7銘柄にしました。
<タイヤ銘柄&タイヤ幅別の最高速データ>
・AD08の一番使われているタイヤ幅は、245/40R18で全体の48%を占めています。
最高速が出ているのは、245/40R17で154.994Km/hで、平均の153.769Km/hより、
1.225km/h速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体153.901と比較すると、1.093Km/h速い計算となります。
・R1Rの一番使われているタイヤ幅は、255/40R17で全体の40%を占めています。
最高速が出ているのは、235/40R17で157.872Km/hで、平均の153.794Km/hより、
4.078Km/h速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体が無い為、比較できません。
・RS Sportsはデータが少ない為、指示されているタイヤ幅は不明です。
最高速が出ているのは、255/40R17で159.598Km/hで、平均の156.464Km/hより、
3.134Km/h速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体155.680Km/hと比較すると、3.918Km/h速い計算となります。
・R-S3の一番使われているタイヤ幅は、265/35R18で全体の56%を占めています。
最高速が出ているのは、265/35R18で159.557Km/hで、平均の157.093Km/hより、
2.463Km/h速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体157.086Km/hと比較すると、2.471Km/h速い計算となります。
・V700の一番使われているタイヤ幅は、265/35R18で全体の75%を占めています。
最高速が出ているのは、255/40R17で157.664Km/hで、平均の155.840Km/hより、
1.824Km/h速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体155.680Km/hと比較すると、1.984Km/h速い計算となります。
・Z1starの一番使われているタイヤ幅は、245/40R18で全体の26%を占めています。
最高速が出ているのは、255/35R18で157.609Km/hで、平均の154.722Km/hより、
2.887Km/h速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体155.428Km/hと比較すると、2.181Km/h速い計算となります。
・595RS-Rの一番使われているタイヤ幅は、255/40R17で全体の43%を占めています。
最高速が出ているのは、265/35R18で157.286Km/hで、平均の155.548Km/hより、
1.738Km/h速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体157.086Km/hと比較すると、0.200Km/h速い計算となります。
上記の結果から、タイヤ幅による最高速への影響は余りないように思われる。
2ヘアの立ち上がり加速の向上から、最高速が伸びていると思われる。
但し、R1Rのみタイヤ幅の一番細い235/40R17が、最高速を記録している。
<タイヤ銘柄&タイヤ幅別のタイムデータ>
・AD08でタイムが出ているのは、255/40R17で1分7秒987で、平均の1分9秒200より、
1秒213速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体1分7秒699と比較すると、コンマ288遅い計算となります。
・R1Rでタイムが出ているのは、235/40R18で1分8秒499で、平均の1分9秒305より、
コンマ806速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体1分9秒511と比較すると、1秒012速い計算となります。
・RS Sportsでタイムが出ているのは、265/35R18で1分5秒896で、平均の1分7秒707より、
1秒409速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体1分7秒030と比較すると、1秒134速い計算となります。
・R-S3でタイムが出ているのは、265/35R18で1分6秒784で、平均の1分7秒633より、
コンマ848速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体1分7秒030と比較すると、コンマ246速い計算となります。
・V700でタイムが出ているのは、255/40R17で1分5秒814で、平均の1分6秒230より、
コンマ416速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体1分7秒699と比較すると、1秒885速い計算となります。
・Z1starでタイムが出ているのは、265/40R17で1分6秒885で、平均の1分8秒571より、
1秒685速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体が無い為、比較できません。
・595RS-Rでタイムが出ているのは、265/35R18で1分7秒729で、平均の1分9秒146より、
1秒416速い計算となります。
同じタイヤ幅の全体1分7秒030と比較すると、コンマ691遅い計算となります。
上記の結果から、タイヤ幅が太いほどコーナリングスピードが向上し、タイムも比例して上がっていると思われる。
但し、R1Rのみタイヤ幅の一番細い235/40R18が、ベストタイムを記録している。
一部の例外はあるが、各タイヤ共に幅の広いタイヤがベストとの結果が出た。