いつか日はまた昇る

とても仲良くさせて頂いていた川漁師のご主人が、末期癌で亡くなられました。

先週も先々週も何度かお宅に伺ったのですが、ずっと留守にされていて、奥様もお見えになりませんでした。・・・今思えば、奥様が病院で最期を看取られていたんでしょうね。

前から末期癌だとは奥様から聞いており、凄く心配していましたが、新年を待たずして旅立たれてしまいました。


来年の春先の水温む頃になったら、手漕ぎの舟に乗せて頂き、一緒にモロコ漁に出ようと計画していただけに、残念でなりません。
また、地元では唯一の伝統漁法をされており、それを僕が書面にまとめて整理する予定もありました。それも埋もれてしまいました。

川漁師は収入が少ない上、色々と大変な3Kの仕事ですから、息子さんは川漁師を継がないと言ってサラリーマンをしていると聞いています。
僕が代わりに引き継ぎたいくらいです。


去年は一緒に舟に乗り、漁に連れて行って頂いたのが僕の大切な思い出です。




牧村さん、
どうぞ安らかにお眠り下さい。
また館長と一緒に、線香あげに参りますね。
地元の川は、必ずや僕が守って行きます。