2009-06-10 フェードイン回路作成(TMHスペシャル)
投稿日 : 2009年06月10日
1
※フォトギャラリーじゃない気がしますが、ま、それはそれで
色々な情報を元に推測すると、現在の車内灯の回路はこんな感じになっているはず。
車内灯とヒューズの間にかますだけで、フェードインが出来る回路が作れないものかと考えたが、ワカラズ。
ドアが開けられて、スイッチがオンになったのを感知してフェードインさせ、ドアが閉められてもフェードアウトの回路が働いてる間は電気を流し続ける。
そんなアバウトな動作をする回路が作れるんかいな?
まあ、簡単に出来るようなら、ポン付けの市販品が出てるわな
※2009/06/12 回路図を変更しました。
フェードアウト回路の位置が若干違ったみたい
2
と言う事で、簡単には実現できない事が分かったので、ガッツリ配線を弄る方向の回路にしようかと。
付けるの俺じゃないし
先ずは、ヒューズ→車内灯→スイッチの回路を、ヒューズ、車内灯、スイッチを別々に考え(ry
車内灯を点けたり消したりは、フェードインアウトの回路で制御します。
じゃあ、点けたり消したりするトリガーは?って言うと、それが、ドアスイッチになります。この回路で、ドアスイッチのオンオフを監視します。
ガッツリ配線をいじらないと付けられないんで、ついでに、もう一つトリガーを追加します。
ドアロックの解除もトリガーにします。要するに、アンサーバックですね。こっちは、消灯するためのトリガーが無いんで、固定で30秒の点灯です。
ってな訳で、フェードインアウトの回路を組み込んだ時の回路はこんな感じになります。
今付いているフェードアウトの回路は、残念ですが退役です。
※2009/06/12 回路図を変更しました。
①に伴う変更と回路の機能追加
うわっ

図面にすると物凄く面倒臭そう
※2009/06/16 回路図を変更しました。
①ACC電源のみの監視だと、セルを回した時に車内灯が点く可能性があるので、ON電源も監視
3
フェードインアウトの回路図はこんな感じになります。
あああっ

この前作った回路の回路図を元に描いたので、コンデンサーが足りてません

実際に作る回路にはチャント付けるんで、ご心配なく。
作ってる時の気分で、部品が増える事があるかもしれませんが、その辺りは気にしちゃダメですよ。
もう、部品の買出しに行ってきたので、特に突っ込み無ければ、このまま作りますね~。
そうそう、フェードインアウトの時間は調整可能にしておきます。ただ、諸般の事情により、インとアウトの時間は個別には調整できません。悪しからず。
※2009/06/12 回路図を変更しました。
コンデンサーを付けました

ACC電源監視を入れました
プログラムの都合によりさらに変更
4
2009/06/12 追記
Windows上で、シミュレーターによるテスト。
ここで上手くいっても、回路を組むと、原因不明で動かない事が多いんだよなぁ。
まあでも、ここでまともに動かない奴は、回路組んでも絶対に動かない事は間違いない

5
2009/06/14 追記
ブレッドボードでPICの動作確認
PC上だと0と1の変化しかないんですが、LEDを繋いで動作確認すると、LEDのフェードイン・フェードアウトが見えます。
フェードイン・フェードアウトの時間調整機能は、TMHスペシャルである事を考えると、最長60秒程にする予定でしたが

、「さすがに、そこまでは」と思い、15秒で一旦作成。
15秒で動作確認したら、あまりの長さに、私が耐えられず、8秒に変更。まあ、それでも十分長いですが。
今回一番気になってたのが、待機電流。
ドアSWの監視の為に、PICから5Vを出力させてます。
回路としては外せない機能なんですが、待機電流にどの位の影響を与えるのかが未知数で、これが、50mAとか言う事になると、使い物にならない
恐る恐る計ってみたら、4.6mA。ホッ。
1日約110mAの消費で、1ヶ月放置したとしても、この回路が原因で車のバッテリーが上がる事はないと。
ドアロックとACC電源監視も内部プルアップの回路で実現できます。
では、ソロソロ、回路を作りますか。
6
2009/06/14 追記
シコシコと半田付けして、回路を作成しました。
こいつに、12Vの電源と、5Wの電球を繋いでテストします。
前回、F用の回路を作った時は、21Wの電球を繋いだらまともに動かなかったトラウマがあります。
Fでの経験を生かして、パワーMOSFETを大容量のものに換えました。データシート上では150Wまで駆動できます。
21Wの電球を繋いでの動作確認もしましたが、何の問題も無く動きました。21Wを点灯させても、MOSFETの発熱はなし。
ヒートシンクなんて面倒臭くて付けてられないので、コレでOK。予定通り。
でも、Fで動かなかったのはナンデだ?MOSFETの容量が小さかったか?
車での操作(キーレス開けて→ドア開けて→エンジン掛けて→…)をイメージして動かすと、改善点が見えてきます。
改善点の動作確認してほくそ笑んでると、違うところがおかしくなっているのが発見されます。
無限モグラ叩きの始まりです
プログラムって、最後の1割を仕上げるのが大変なんですよね~
動作の様子を動画にしました。
①フェード時間の設定→http://f.flvmaker.com/mc2.php?id=.kHPZLAZ5nWL_REMZ2UHmlfx2C8q4y8z5NXebaO8mfDqC/TPlfGLa&logoFlg=Y
②基本動作→http://f.flvmaker.com/mc2.php?id=R4HPZLAZ5nWL_REMZ2UHmlfx2C8q4y8G5NXebaO8mCfja9SRgfGLa&logoFlg=Y
③連続動作→http://f.flvmaker.com/mc2.php?id=oOHPZLAZ5nWL_REMZ2UHmlfx2C8q4y8d5NXebaO8mBdqfW40KfGLa&logoFlg=Y
7
2009/06/15 追記
完成しました
写真には写っていませんが、赤色のV字の電線が付いているんで、コレを使って、ACC電源とON電源の電線に接続してください。ちなみに、V字の配線は、逆流防止のコンデンサーが入っているんで、これ以外を使った場合、車の動作がおかしくなります。
何色の電線を何処に繋ぐかは、写真を参考にしてください。
一番の注意点は、黄色と黒の電線の接続先。
これ以外の電線は、一応対策がしてありますが、この2本だけは、プラマイを間違えて接続すると、回路が一撃で死にます。
ヒューズが入っていない、漢の回路なので、必要と感じた場合は追加してください。
回路は、写真の通りの裸の状態で送りますんで、使う前に、ビニテとかで絶縁してください。
見えない所に押し込む前に、動作確認をして、異常な発熱が無い事を確認してください。
嫌な予感がしたら、使用を中止してくださいね。
8
2009/06/16 追記
今回の回路の機能を纏めます。
・車内灯を、フェードイン・フェードアウトで点灯させる。
・フェードイン・フェードアウトの時間は、0秒~7秒の範囲で調整可能。
・フェードイン・フェードアウトの時間は、常に同じ時間。
・ドアロック解除で車内灯を点灯させる機能あり(30秒点灯)
・ACC電源オフで車内灯を点灯させる機能あり(60秒点灯)
・ドアを閉じると20秒後に車内灯を消灯(ACC電源オン、または、ACC電源オフ直後は、即消灯)
・ドアを開けた状態で5分経過すると自動的に消灯。
こんな所かな?
万が一、連続動作や、素早い操作等により、車内灯が点灯しなかったり、点きっぱなしになったとしたら…、それは…、
この回路の仕様です
単発の動作、連続動作、繰返し動作のテストをして、私としては自信を持って送り出せる状態にしてます。
#だた、実車でテストしてないのが不安
可愛がってもらうんだよ~(;_;)/~~~
タグ
関連コンテンツ( フェードイン の関連コンテンツ )
関連リンク
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!ショッピング