やっぱり微調整は重要です

先日エンジン屋さんの所へ状況を確認に行って来ました。
エンジンチューニング後はじめて筑波を走った時、1コーナー3速でノッキングが出てました。電話でエンジン屋さんと話をしてお互いに大丈夫だろうと判断してその後2回程筑波走ったりあちこち行ったりエンジンを酷使してました。で今回冷却水が減るのでひょっとしてヘッドガスゲットが吹き抜けを起こしているのでは？とエンジン屋さんに点検をしてもらうために預けていたのですが、結果ノッキング時に異常燃焼を起こしてピストンの肉厚の1番薄い所が溶けてしまいました。今のところシリンダーに傷を付ける様な状況ではないのでエンジンの調子に影響は無かったのですが、このまま全開こいてたら間違いなくエンジンブローの状態でした。水が減る原因は他の所に有りましたが、水漏れのおかげでエンジン屋さんに持っていくきっかけが出来たので水漏れ様々です。
結局最初にノッキングが出ている状況で面倒くさがらずにエンジン屋さんに持っていけばロムプログラムの変更だけで済んだ事だったのにピストンが溶けてしまったのでエンジン降ろしてピストンの交換と言う事態になってしまいました。出費の事を考えると頭が痛いです。今までの経過や壊れるリスクの少ない程度の範囲でのチューニングと言う依頼の中ではエンジン作って貰っていたのでエンジン屋さんが半分面倒見てくれる事になりました。チューニングエンジンは楽しい代りにリスクがともないます。ましてや異常に気が付いてすぐにチュナーさんに相談しないと更に大きな問題を抱える可能性が有ります。チューニングすると言う事はノーマルエンジンのオーバーホールと違って最終的に微調整が必要な事が如何に大事か骨身にしみました。
来月中に復活予定ですが、また慣らしをしなくては…