今年もあとわずかとなりましたがひさしぶりのログイン&書き込みとなります。
いやぁ、今年は軽自動車、軽スポーツにとってほんとに重要な一年でした。
まず年明けに先陣切って3月にアルトターボRSの発売。

まずはスズキから新型アルトのスポーツモデルであるアルトターボRSが発売!!
この時点では後に出てくるワークスの存在も匂わないわけではなかったけれども
待望のMT(マニュアル)はラインアップされず、トランスミッションはAGS(オートギアシフト)のみ。
それでも久しぶりの軽量スポーツ、走りの軽にワクワクしました(^-^)
カラーリングも日産のNISMOシリーズを思わせるような赤と黒のポイントカラー。
ボディ色がホワイトだとこの差し色が映えてカッコいいです♪
そして4月にホンダからS660が発売。

今までにモーターショーやイベントでコンセプトモデルでは出ていたけれども
発売が現実となりました。
もういろんな雑誌でも好評で若手エンジニアが造り出した軽スポーツは
見た目からレイアウトまでまさにスーパーカー。
街で見かけると思わず振り返ってしまうような車です。
車を知らない人でも「今のなんて車??」って言いたくなるほどの存在感。
この車は多少、荷物を乗せれて人も運べてなんてそんな多少のことも
ズバッと切り捨てて「0」か「1」かの清い判断で作られている車です。
なので積載性がないからとか人が載れないからとかそういう判断をぶつける車ではなく、
運転を素直に楽しめ、見た目も譲れない、走りも妥協しないという人を
ターゲットにしてます。 ほんとに清く美しいです。
さらに独特なオープンシステムである巻き取り式の幌も装備してます。
あえてクーペボディにせず、オープン機構は持たせているところもおもしろいです。
ここまで走りにこだわるならクーペでもと思ったのですがホンダはかつてS2000など
オープンでも本気で走れるスポーツカーを出してたので前例と実績があります。
「安心してください、オープンでも剛性はしっかりしていて走れますよ!!」 (笑)
走って楽しい、オープンにもできて季節の風を感じながら車と対話できる。
こんな趣味的な車、ここ数年ありませんでした。
これを世に出してくれたことに車好きとしては感謝感激の一言ですね。
ちょっとでも万人受けしようとか気に入られようとかではなく、
私は「己の道、我が道を行く!!」的な考えが素晴らしいですね。
それ故にとても魅力的な車だと思います(^-^)
そして6月にはコペンの第3の意匠であるコペン セロ発売。

現行である新型コペンは昨年の6月にローブ、10月にエクスプレイが登場しておりますが
この2つのモデルに合わせて第3の意匠であるコペン セロが出ました。

コペン ローブ エクスプレイ
トヨタ 86を小さくしたようなコペンローブ。
コペンローブから専用ドアパネルや外装で差別化したオフロード寄りのコペン エクスプレイ。
この2つのコペンはコペンと言えど先代コペンのヨーロピアンスタイルとは違い、
見た目はローブがシャープ、エクスプレイはタフ&マッシブなイメージ。
そしてどちらもライトは丸目ではなくつり目で独特なオープンモデルとなりました。
先代オーナーからもローブが出た際にはあまりの変わりようにいろんな意見があったようですが
このコペン セロの登場により先代のアイデンティティであった丸目がめでたく復活!!!
ボディはローブの派生ということで先代のような全体的に丸みをもたせた専用設計での
意匠ではないため丸目になっても全体的なバランスとしては先代モデルの方が
仕上がっていたかもしれません。
これはローブからのドレスフォーメーション(着せ替え)の機能を活かすこともあって
ドアパネルとかが共用となるためやむを得ないのです。
ドアからトランクのラインにかけても丸みをもったデザインなら完璧だったのかなf(^^)
そのおかげもあってか先代コペンはローブ発売後でもそこそこ人気を推移してる模様。
現在、中古市場価格が少しお手ごろになってきたのもあって狙ってる人は
今が買い時かもしれせん。
そういえば先代コペン、最近よく見かけるようになったなぁf(^-^)
先代オーナーとしては型落ちではあるものの、初代コペンの良さ(味)は今でも健在のため
現行モデルが出てきても派生グレードの一種のような感覚で乗れるのでオススメしておきます(^^)
ボディ剛性やメカニズム的な面では現行に劣りますが汎用性の高い2DINパネルや
4気筒ターボエンジンなど現行コペンにはない良さもあります。
コペンの良いところは軽の2シーターオープンと言ってもハードトップとトランクがあること。
S660では日常使用でハードルが高いというユーザーにとってはコペンの存在は大きいです。
ボタン操作でドライバーはシートから動かずに簡単に閉じられる電動ハードトップ。
クローズドであれば日常生活の使用物程度であれば余裕で収められるトランク容量。
そしてそこそこの走行性能とS660がスポーツカーであればコペンはスペシャリティカーかな。
まぁ、個人的な意見ですが日常で使用する公道であれば充分スポーツカーだと思います。
300馬力のスポーツカーや3リッターを超える大排気量車であっても日常の通勤や
買い物などでの道中でフルパワーなんて使いませんよね。(使う場面がそうそうない。)
軽スポーツはこの日常の道でもパワーや性能を使ってスポーツ走行できます。
通勤などの道中がとてもおもしろいです。
さらにこの年末などもそうですが車が混み合う場面。
車が小さいため狭い道でのすれ違いや大型ショッピングモールなどでの
駐車場を探す場面などスイスイと入れますので機動性が良いのも助かってます。
運転の楽しさや利便性と軽スポーツと言えどあなどるなかれ...です。
維持費(税金や車検費用)、ランニングコスト(タイヤ代、燃費、オイル交換費用)が
普通車のスポーツモデルと比べて安いのも魅力の1つでしょうかねf(^▽^)
そんなところで今年も終わりなのかぁと年末も近づいてきたところでまさかの1台。
クリスマスにスズキからアルトワークス発売!!

「え?ワークス??出るの?? いや、出すの??」これが第一声でしたがほんとに出ました。
それも待望の5速のマニュアルミッションです。
車両重量が600kg代での5速マニュアルターボ車。
ベースがアルトなのでS660やコペンのようにオープン2ドアクーペではありませんが
コペンやS660では「実用的にちょっと...」と感じる方にとってアルトワークスは5ドアかつ4席。
ムーブやワゴンRでは大きすぎる...けどコペンやS660までは実用的に狭すぎる。
…と言った人には貴重な1台。
このような人が年始にアルトターボRSにいったと思いますがここに来て5MTのワークスの登場。
もっと早く出してくれてればターボRSに行った人もAGSか5MTかで選択肢があったと思いますが
ワークスの発売の経緯に関してはターボRSを購入した人からの「MTが欲しい」の声や
要望を経てということですので無駄ではありませんでした。
日常の使い勝手から現在、エッセカスタムやkeiワークスの5MTを乗っていた人からすれば
待望の軽セダンタイプのマニュアルかつターボ車ですから貴重な1台です。
ワークス専用のパーツ(レカロシートなど)や足回りやエンジンのセッティングも施されているようで
この年末に気になる1台を出してくれました。
現在の車は安全装備などで重くなる一方なので軽さからくる出だしの感覚は新鮮でしょうね。
コペンは重いので出だしは苦手なのですがどのように違うかすごく気になります。
また現在流れているCMも「今、マニュアルに乗る」このフレーズが好きです。
こういうスポーツや運転の楽しさを感じられるCMってバブル期に比べて少なくなりました。
現行コペンやS660、普通車だと86とかCM自体してないですもんね(悲)
90年代スポーツのCMはどれも挑戦的で好きなんですけど...寂しいです。
他の車種ではスイフトスポーツやロードスターとかはすごい良いCMですが
日産リーフのCMは180SXが... う~ん... まぁあちこちで書かれているので省略します。
ただ1つあのCMを見て思うこと。

180SXの後ろ姿がカッコ良すぎる!! 色気がハンパない。
2ドアクーペボディの色気はミニバンやコンパクトには出せない。
話題は戻ってアルトワークス。
早速のカタログももらってきましたがワークスの広告カラーもいい感じです。
ガンメタといいますかあのグレーメタリックがR32のような渋めで硬派なカラーイメージ。
ターボRSのNISMO風カラーとはまた違ってこれはこれでカッコいいです。
まだまだ気になるアルトワークスですがこのアルトワークスの売れ次第によっては
ダイハツからミラターボが来たり、三菱からミニカダンガン...さすがにこないか...。
スバルは現在はダイハツのOEMだからヴィヴィオ...。
う~ん、三菱とスバルは難しそうだけどミラとかはありそうかなぁ。
それと忘れたころにスズキからカプチーノ後継とか来たら激熱なんですけどね。
ワークスの売れ行きによってまだまだ軽スポーツの可能性は広がりそうです。
あ、そういえばダイハツからキャストスポーツというモデルも出ましたねf(^^)
後出し的な位置づけなのでその見た目からN-ONE、カラーリングはターボRS、
ミニクーパー、ハスラーなどなんかいろんな車種が合体したような車です。
個人的にはおもしろいと思ってますがダイハツにもムーヴラテとかミラココア、
ミラジーノとかあったのでダイハツの同社ラインアップの中でも似たような車はありますね。
普段常用の都会派(オンロード)なキャストスタイル、ちょっとアクティブに山に川にと
アウトドア派のキャストアクティバ、見た目からその気にさせるスポーツ派の
キャストスポーツとコペンに似たような3本立てのグレード構成となってます。
(着せ替えはできませんけど同じ車種で印象が違うのはおもしろいですね^^)
…とここまで軽スポーツについて語ってきましたが今年は普通車でも
マツダのロードスターの発売がありました。

ロードスターは片手でオープンクローズできるソフトトップや色っぽいデザイン。
軽自動車にはないような内装の質感(これは羨ましい^^)
人馬一体の車と対話しながら運転する楽しさなどとても魅力的な1台。
あぁ、やっぱ普通車のワイド&ロー感も捨てがたいなぁ。 カッコイイですf(^^)汗
こんな感じで2015年も残りわずかとなりましたが今年はホントに出るのか??と
疑っていたS660、丸目コペン、アルトワークスが出てきましたので
軽自動車にとっては盛り上がった1年でした。
エコカーやミニバンも悪くないですが車本来の運転する楽しさなど
見た目や運転して思わずニヤリとしてしまうような魅力的な車が
来年も出てくれるといいなぁと思います。