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2009年05月28日

ルーブル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画-

ルーブル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画- 光の天才画家!

ヨハネス・フェルメールの作品が一昨年、昨年と続いて今年も日本にやってきました。

今回はルーブル美術館展ということで、17世紀ヨーロッパ絵画に的を絞り71点もの傑作が展示されています。なんとそのうちの約60点が日本初公開。さらに30点あまりが初めてルーブル美術館を出る名品というではありませんか!!

フェルメールの作品に魅せられてしまったら行くっきゃない!でも、開催から2ヶ月で40万人の来場者数とか2時間以上の待ちとか・・・ 今度今度で2月28日から開催されていたにも関わらず会期末まで残り2週間あまり?やべぇ。。。

ってなわけで軽く勉強してから行ってきました。


やはり混んでいて1時間待ちとのこと。
まぁ良い方なのかな?

入場すると一番に3メートルもある宮廷画家フランス・プルビュス作『マリード・メディシスの肖像』が目に飛び込んできます。イタリアフィレンツェのメディチ家出身でフランス王妃の絶頂期を描いた作品はとても権力者の威圧感があります。しかし、その後の数奇な運命を思うとなんだか感情移入してしまいます。

そして今回最も観たかったヨハネス・フェルメール『レースを編む女』
なんという静けさなのか、やわらかな日の光を浴びながら今も額縁の向こうで編み続けているようです。すんごい穏やかな気持ちになります。
非常に細かく細かく写実的に正確に描いていくフェルメール。
フェルメール以上にテクニックを持った画家はいないと自分も思う。

っとそこへ現実の声が・・・この絵画は200億円するんだってぇ~。画家っていいよね!絵を描いてりゃ大金持ちになれるんだから・・・

フェルメール作品の価値が見出されたのは19世紀半ば。17世紀に描いていた頃は全く売れない画家で奥さんに食べさせてもらっていたため、家では奥さんにどやされてばかり。。だから、フェルメールは理想的な女性を絵画の中に表現していったのではないかといわれています。って事は当時売れていたら、全く別の絵画を描いていたんだろうなぁ~。そしたらその絵画には200億円以上の価値が付いたかどうかは謎。

フェルメール以外にもレンブラントルーベンスプッサンクロード・ロランラ・トゥールドメニキーノグェルチーノベラスケスムリョーノといったルーブルを代表する画家たちの傑作が「黄金の世紀」17世紀ヨーロッパとその影の領域、大航海時代の影響を受けた旅行と「科学革命」、宗教戦争によるカトッリク存続の危機を乗りきるための「聖人の世紀」古代の継承者?という3つの大きなテーマをもとに展示されていて、絵画から読み解く歴史的背景はとても興味深く勉強になります。

これぞヨーロッパ絵画の王道!!を観たい方はぜひ足を運んでみては?
6月14日夜7時まで

↓の動画はルーブル美術館展がよくわかります。一部作品の解説番組となってます。
ブログ一覧 | | 趣味
Posted at 2009/05/28 13:11:06

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この記事へのコメント

2009年5月28日 13:17
ツマジロさん多趣味ですな^^
俺も明日行って来るよ!
コメントへの返答
2009年5月28日 14:28
ぜひ、関連情報URLで動画を見てから行ってみてください。よく編集されていて勉強になります。
こんなよく出来た動画を帰ってきてから知りました。

混んでいるので早い時間に行くことをおススメします。中ではじっくり観て回ると3時間以上はかかります。
2009年5月28日 14:26
私は「ろうそくとおじいさんの絵…?」が一番印象的でした~。

コメントへの返答
2009年5月28日 14:37
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作『大工ヨセフ』ですね?
聖母マリアの夫ヨセフと幼少のキリストが描かれていましたね。
あそこにはキリストがろうそくの光以上に光っている印象を受けます。

この世は闇、キリストは光。を表現しているそうです。
2009年5月28日 14:40
そんなスゴイ作品(他のも全部スゴイんですが…。)なんですね~。

なんか少年とおじいさんの陰影がものすごくキレイで印象に残っていました。

おじいさんの印象のほうが強いのは…私だけ。
コメントへの返答
2009年5月28日 14:59
鋭いですね~!
今、動画を見て学んだのですが、大工ヨセフがキリストのろうそくの光に照らされて作っているもの。それはやがて息子のキリストがはりつけにされる十字架だそうで・・・

自分の息子を処刑することとなる道具を息子の前で作るヨセフの表情の印象を感じ取ったんですね?さすがです。
2009年5月28日 17:44
以前ルーブルに行ったらストライキで入れませんでした(T_T)
フェルメールの絵は小さいのでうっかりすると見逃しますね(^o^;)
いつなのかわかりませんが、ハプスブルク家関連の絵が来るそうなので楽しみにしています。
私はウィーン美術史美術館とブラド美術館が大好きです(^-^)
コメントへの返答
2009年5月28日 18:27
ストライキですか?そんなぁ~せっかく訪れたのにそういうこともあるんですね(TT)
フェルメールも大きな絵画を描いたりしているのですが、どちらかというと小さいものが多いかもしれませんね。でも、実に精細ですよ!ルーブルには今回展示されていた『レースを編む女』の他にもう一点あります。
ウィーン美術史美術館にはハプスブルク家の美術コレクションが中心なんですね!その中に『絵画芸術』も含まれているんです。昨年のフェルメール展には作品保護上の理由から日本での展示はされなくなってしまいました。もう、ウィーン美術史美術館に行かないと見れないかもしれません(^^;)
もしかして、ブラド美術館もウィーン美術史美術史美術館も行かれたんですね?あぁ、自分も行ってみたい。
2009年6月2日 16:38
はい、私はベラスケスが結構好きなんですよね♪
ウィーンもプラドも素晴らしい肖像画がたくさんあります。
アムステルダム国立美術館ではレンブラントに見とれていて、フェルメールを見落とすというチョンボをやっています(笑)
ようやく3回目にして見ることができました。
コメントへの返答
2009年6月2日 18:52
いつかは私も訪れてみたいと思います。フェルメールもレンブラントも見逃さずに(笑)
東京には向こうから来てくれちゃいますからね~!恵まれています。
フラッち♪さんが先日言われていたハプスブルク家関連の絵画は9月25日(金)~12月14日(月)まで国立新美術館にやってきますね!これも楽しみです!!
URL: http://www.habsburgs.jp/index.html

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