あれだけ騒いだ自分が馬鹿馬鹿しく思えるほどあっけないスタートでした。一番願っていないスタートミス&多重クラッシュ巻き込まれにより、レースをするどころか単なる完走に終わってしまって、特大級の消化不良を起こしたような気分です(TT)。小林可夢偉の予選2位はスタート10秒程度で終わってしまいました。神はなぜこうもF1界の日本人に厳しいのか?片山右京、佐藤琢磨ら予選の一発の速さが際立っても、決勝でマシントラブル、または接触とかで後退するパターンを何度も見てきました。やはり中団に陣取って、そこから奇跡の追い上げっていうシナリオしか残されていないのでしょうか。それにしてもいきなりマルドナードのフライングで嫌な感じがしたと思ったら、またもグロージャンが批判を浴びるようなドライブで事故の原因を作り、可夢偉の夢すら打ち砕かれてしまいました。後はお決まりのバトン一人旅。後続ベッテル、ライコネンなど豪華な顔ぶれではありましたが、こんな結果は望んでいませんでした。日本人が表彰台のどの位置に立っているかだけが一番の興味でしたから。可夢偉も最悪レースらしいレースをして、結果4位に沈んだとかいうなら、一応納得できるのですが、何もできぬままただ周回を重ねるのは観ていて非常にストレスがたまりました。あと何度大きなチャンスがあるか分かりませんが、とにかく小林可夢偉には応援を送りますよ。