ミラバカの激ワゴsanの日記からネタを拾ってきますたwww
まず、粗密のない直巻サスの場合で考えます。
例:レート8kg/mm 巻き数は8.0巻き ID(線径)は10φ
8kgの加重を掛け、バネを1mm縮めた時、
1巻きに1kgづつの加重が掛かっているハズ。
で、この時バネ(の線)には「ねじれ」が発生してるんですが、
直巻き(の線)の場合は全体が均等にねじれているハズ。
てコトは、バネ1巻きに対するねじれ量も同じハズですね。
さて、ここでバネカットしてみましょうw
手始めに1巻きカットします。
9巻きになったバネを、さっきと同じ様に1mm縮めた場合、
当然ながらバネ(線)のねじれ量は増えるハズ。
元のねじれ量が100として、巻き数が10分の9だから、
カット後のねじれ量は9分の10になるハズだから、
実際のねじれ量は111.1くらい。
じゃあ、実際のバネレートはどうなるか?
バネ線9巻きがねじれ量100の時、加重は7.2kgになる。
ねじれ量を111.1にした時、その加重は7.9992kg。。。。
計算上はほとんど変わりませんでした^^
(つか、正確な計算方法ではないので・・・^^;)
じゃあ、バネカットではレート変化が全く無いのか?
いや、ちゃんと変化はあります。
同じ加重を掛けた際の「ねじれ量」は大きくなるので、
加重によるレート変化の大きいバネになるんです。
コレをうまく利用すれば、
コーナーで踏ん張りが利くようになったり、
底付きしにくいローダウンが実現できたりします。
つまり、車に装着された状態で考えると、
実際にはバネレートが上がったのと同様に、
ロールやバンプ時のサスの沈み込みが少なくなります。
(自由長は短くなるので車高調が前提ですが^^;)
しかし、ハネやすくなる、というデメリットもあるので注意。
以上、脳細胞をオーバーレブさせつつ、
経験を元に考察してみますた^^
何かの参考になれば嬉しいです<(_ _)>
この記事は、
ちょっとした疑問について書いています。
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Posted at
2010/07/17 01:51:54